中央カウンターに設置の「ご意見箱」や、平成20年10月に実施した利用者満足度調査の際に寄せられたご意見・ご質問にお答えしてまいります。
なお、文中の『資料』とは、図書、雑誌、新聞、視聴覚資料等の総称です。
「食事室の自動販売機について」(ご意見箱より)
30代の男性から
食事室には空調がないにもかかわらず自動販売機が設置されている。自動販売機は絶えず放熱をするので、普通は空調のない部屋には置かないものだ。
撤去もしくは別の部屋へ移動できないか。
そもそも自動販売機が必要なのか。
県立図書館より
図書館内では基本的に飲食は禁止しており、例外はレストランと食事室です。
この食事室は開館以来ロッカー室として使用していたスペースを、利用者の方からの要望(『お弁当を食べたり、休憩するスペースが欲しい』)を受けテーブル等をおいて食事室にしたものです。
もともと短時間の在室を前提に設計したスペースであるため、「空調が効かない」、「音が響く」といった苦情も絶えませんが、他に適当なスペースがないのが実情です。
自動販売機も同様に利用者からの要望で一昨年に設置したものですが、同様に他に適当な設置スペースがありません。
また図書館近辺には商店や自動販売機は少ないことから、撤去した場合は多くの利用者の方に不便をおかけするものと考えています。
「雑誌の貸出しについて」(ご意見箱より)
70代の男性から
総合雑誌等は、分量が多いので読むのに時間がかかる。
そこで雑誌の貸出ができると助かる。最新号が無理ならバックナンバーを貸し出すとか、利用状況の良好な利用者に限って貸し出すとか、何とかなると嬉しいのだが。
県立図書館より
県立図書館では、雑誌の貸出は行っておりません。
雑誌は一般に製本が簡易で傷みやすいため、繰り返しの貸出には耐えません。また発売期間が短く、亡失や汚破損した場合は補充が困難であることから貸出をせず、保存に重点を置いています。
雑誌にはシリーズものや時代を反映した記事が多く、バックナンバーも継続して欠号無く保存することで資料としての価値が高まることからです。
なお、県立図書館では県内の市町村立図書館と連携して県内全域への図書の提供を行っていますが、雑誌については当館が保存の役割を担っています。
また、雑誌の保管については、九州各県の県立図書館が分担して保存の役割分担を担っております。
「休館日について」(ご意見箱より)
70歳代の男性から
県立図書館と市民図書館のどちらもよく利用するが、市民図書館は月に何度か火曜日に休館日を変更しているようだ。双方で調整して休館日をずらしてくれると大分市民としてはとても助かるのだが。
県立図書館より
当館の開館日は平成20年度では297日と公共図書館としては決して少ない方ではないのですが、県内の公共図書館のほとんどが月曜日を休館としているため、利用者満足度調査でも同様のご意見が多数寄せられました。
県内の公共図書館や大学図書館の間では資料を相互に提供しあい利用者のニーズに応えるようにしています。県立図書館の資料も市町村立図書館経由で貸出・返却できるようになっているほか、学校図書館や公民館への貸出(団体貸出)も行っており、毎月1万冊を超える資料が利用されています。
また、他の都道府県の公共図書館とも相互に貸出を行っております。
このように、連携してサービスを実施するためには休館日を同じ曜日に設定するほうが効率的ということになり、県内はもちろん全国的にも休館日を同じ曜日に設定する傾向となっています。
休館日でも図書館の中では、資料の入れ替えや整理、施設関係の業務など、開館時にはできない業務を行っています。そのなかには先ほどの市町村経由貸出、団体貸出の資料の整理も含まれています。市民図書館の取り組みはすばらしいと思いますが、現状では休館日の変更は難しい状況です。ご理解をお願いします。
「読みたい本が入らない」…所蔵資料の充実について(利用満足度調査より)
- 本の購入希望がかなえられないことが多い
- 専門的なものでなく一般的で人気の作者の本を増やしてほしい
- 新刊を予約した場合、日数がずいぶんかかる。同じ本を数冊購入すればよいのでは…など
県立図書館より
県立図書館には100万冊を超える図書・資料があり、これは都道府県立図書館に限れば九州で1位、全国でも10位内の数です。
県立図書館では「資料収集方針」に基づき資料を選定し収集していますが、出版されるすべての資料を当館だけで収集するのは不可能です。そこで県内各市町村の図書館と連携・協力して収集し、それを相互に利用しあう(相互貸借)ことで大分県全体にくまなく提供できるよう努めることとし、県立図書館は利用者の課題解決に役立つ参考図書や専門・学術的資料、地域・郷土の資料を中心に収集しています。
また大分県の財政事情により、県立図書館の図書購入費は平成7年度の新館開館時に1億5千万円あったものが平成20年度には5千6百万円と13年間で約3分の1にまで減少しており、資料収集の要望にお応えすることがますます困難になっています。
話題の新刊や、購入リクエストについての期待になかなかお応えすることができずに申し訳ありませんが、どうかご理解願います。
相互貸借については、県外の図書館の資料も(送料の実費負担をお願いしますが)利用できます。調査相談カウンターでご相談ください。
なお、資格試験の問題集や学習参考書、ゲームの攻略本などは購入していません。
