川添 信介/著 -- 京都大学学術出版会 -- 2005.2 -- 132.2

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 132.2/2005/ 00011415411 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 水とワイン ,
書名ヨミ ミズ ト ワイン
副書名 西欧13世紀における哲学の諸概念
著者 川添 信介 /著  
著者名ヨミ カワゾエ,シンスケ
出版者 京都大学学術出版会
出版年 2005.2
ページ数, 大きさ 3,230p, 22cm
NDC10版 132.2
NDC8版 132.2
一般件名 スコラ哲学
著者紹介 1955年佐賀県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位修得退学。現在、同大学大学院文学研究科教授。共著に「神と実在へのまなざし」など。
内容紹介 アリストテレスを論じることを禁止した教会に、西欧13世紀の「哲学」はいかに対抗したか。神学との角逐の中に、哲学とはなにかを問う。
内容注記 関連年表:p203〜207 文献:p214〜226

目次

序章 水とワイン
  1節 哲学と神学
  2節 一二七七年のパリ禁令の問題
  3節 本書の目的と方法
第1章 一二七七年の禁令の問題
  1節 研究状況の概観
  2節 「七〇年代の危機」の歴史的経緯
  3節 一二七七年禁令「序文」と二重真理説
第2章 急進的アリストテレス主義の哲学
  1節 「二重真理」への対処法
  2節 シゲルスにおける哲学と信仰
  3節 ダキアのボエティウスの立場
  4節 哲学とキリスト教の教えの分離主義
第3章 ボナヴェントゥラと哲学
  1節 『命題集注解』における神学の本質規定
  2節 哲学の不完全性とは何か
  3節 後期諸著作における哲学
  4節 自閉的な侍女としての哲学
第4章 アクィナスと哲学
  1節 神学の学問性
  2節 哲学と神学の学問的知識としての相違
  3節 神学による哲学の使用
  4節 哲学の濫用とその自律
第5章 哲学としての神学
  1節 三つの哲学観
  2節 合理性と哲学