田中 宏/著 -- ミネルヴァ書房 -- 2005.4 -- 332.3

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 332.3/2005/ 00011431954 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル EU加盟と移行の経済学 ,
書名ヨミ イーユー カメイ ト イコウ ノ ケイザイガク
叢書名 MINERVA現代経済学叢書
著者 田中 宏 /著  
著者名ヨミ タナカ,ヒロシ
出版者 ミネルヴァ書房
出版年 2005.4
ページ数, 大きさ 8,273p, 22cm
NDC10版 332.3
NDC8版 332.3
一般件名 ヨーロッパ(東部)-経済 , 経済統合
著者紹介 1951年生まれ。立命館大学経済学部教授。
内容紹介 東欧・ハンガリーにおける経済統合と体制転換の進展を解明。コメコン体制からEU加盟の関係の動態までを、東欧の小国経済と地域統合、世界経済の三者の相互関係を意識しながら、詳細に分析する。

目次

第1章 比較経済体制論からコンフィギュレーション理論へ
  第1節 体制転換の総合的分析をめざして
  第2節 国際的接近法と比較接近法の橋渡し
  第3節 社会経済学の多層(マルチレヴェル)分析
  第4節 コンフィギュレーション理論の構築をめざして
第2章 現存した国家社会主義の歴史的考察
  第1節 世界の生産力の諸段階における国家社会主義の位置
  第2節 構造転換と生活スタイルの転換
  第3節 国際間と国内における所得の分配構造の社会主義的特徴
  第4節 経済諸改革の失敗
  第5節 社会主義はどこへ行くのか
第3章 企業・経営からみた20世紀社会主義とは何か
  第1節 体制転換から振り返ってみた企業・経営論
  第2節 経済学研究での新しい接近
  第3節 社会主義企業の構造とはどのようなものだったのか
  第4節 企業・経営研究から20世紀社会主義を再構成する
第4章 コメコンからEU加盟の期待へ
  第1節 東西欧州の分裂とコメコン
  第2節 欧州回帰と欧州協定
  第3節 コペンハーゲン加盟3基準とアジェンダ2000
第5章 EU加盟実現
  第1節 EU加盟の費用便益分析の政治経済学
  第2節 加盟への最終的歩み
  第3節 中東欧の欧州への経済統合をいかに評価するのか
  第4節 東欧のユーロ導入をめぐって
第6章 国際金融と体制転換
  第1節 移行はどのようにして対外的にファイナンスされたのか
  第2節 体制転換国際支援論
  第3節 対外累積債務問題解決におけるハンガリーの道
第7章 対内・対外直接投資の特徴とその位置
  第1節 3つの分析視角と2つの理論的アプローチ
  第2節 対中東欧諸国直接投資の位置,特徴とその変化
  第3節 外部委託加工貿易とハンガリー企業
  第4節 ハンガリーの対外直接投資の開始
第8章 対内直接投資と体制転換への影響
  第1節 90年代中東欧対内直接投資の特徴をめぐって
  第2節 直接投資とハンガリーの体制転換
  第3節 ハンガリーの銀行業の民営化と外銀
  第4節 直接投資を通じたスピルオーヴァー効果とキャッチアップ
  第5節 体制転換と国際金融,直接投資との関係の全体的総括
第9章 ハンガリーにおける民営化と所有構造の転換
  第1節 体制転換前の所有論争についての回顧
  第2節 ハンガリーの民営化の諸目的と諸方式
  第3節 ハンガリー民営化の歴史と諸成果
  第4節 スタークの再結合所有論
  第5節 スターク理論にたいする諸批判
  第6節 ハンガリーの所有構造の到達点とその評価
第10章 ハンガリーの体制転換と労働市場,労働・生産過程
  第1節 体制転換と労働市場をめぐる問題の所在と分析理論
  第2節 東欧における体制転換と労働市場
  第3節 体制転換期における労働過程について
  第4節 何が明らかになったのか
第11章 市場経済移行の類型化のアプローチ
  第1節 市場経済移行をどのような視角で観察するのか
  第2節 市場経済移行の多様化-「遺産」原因論
  第3節 市場経済移行の多様化-「移行過程」原因説
  第4節 3次元軸による類型化の可能性