石田 祐三郎/編 -- 恒星社厚生閣 -- 2005.6 -- 663.65

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 663.6/2005/ 00011463197 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 海の環境微生物学 ,
書名ヨミ ウミ ノ カンキョウ ビセイブツガク
著者 石田 祐三郎 /編, 杉田 治男 /編  
著者名ヨミ イシダ,ユウザブロウ , スギタ,ハルオ
出版者 恒星社厚生閣
出版年 2005.6
ページ数, 大きさ 12,239p, 21cm
NDC10版 663.65
NDC8版 663.65
一般件名 海洋微生物 , 海洋汚染
内容紹介 生活廃水の増加による赤潮の頻発、工場廃水による海水の汚染。この深刻な海の環境に対して、海の生物生産の基幹をなす海洋微生物はいかなる役割を担い、対処しているのかを分かりやすく説く。
内容注記 文献:p229〜234

目次

1章 環境微生物学の基礎
  0.序説
  1.微生物の種類と生物界における位置
  2.環境微生物の性質
2章 海洋の生物環境における微生物の役割
  0.序説
  1.海洋の非生物的環境
  2.海洋の生物群集と生物生産
  3.海洋における物質循環に関わる微生物
3章 特定環境における海洋微生物の役割
  0.序説
  1.海洋熱水環境における超好熱菌の役割
  2.深海における好圧性微生物の役割
  3.外洋環境における低栄養細菌の特性と役割
  4.海洋におけるVBNC(生きているが培養できない)細菌の存在
4章 海の富栄養化の現状
  0.序説
  1.有害・有毒赤潮と漁業被害
  2.貧酸素海域と漁業被害
  3.養魚場の自家汚染
  4.磯焼けの現状
  5.サンゴ礁の破壊
  6.沿岸水域における衛生細菌の生態
  7.養魚場における魚病細菌の生態と防除
5章 人工有機化合物による海洋汚染の現状と水生生物への影響
  0.序説
  1.有機塩素化合物などの難分解性有機物による汚染とその生態影響
  2.重金属汚染とその被害
  3.石油汚染の現状と被害
6章 海洋環境の保全のための微生物による環境修復
  0.序説
  1.微生物による赤潮の除去
  2.人工有機化合物の分解
  3.石油の分解除去
  4.光ファイバーによる底質の貧酸素化防止
  5.海洋におけるプラスチック汚染とその対策
  6.微生物共生系による環境浄化
7章 組換え微生物の環境放出の防止
  1.バイオセーフティーに関するカルタヘナ議定書
  2.遺伝子組み換え生物などの規正法
  3.DNA組換え実験の分類
  4.拡散防止措置
  5.環境放出を防止するための組換え微生物実験の計画と実施