松山 壽一/著 -- 晃洋書房 -- 2006.1 -- 134.2

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 134.2/2006/ 00011561347 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル ニュートンとカント ,
書名ヨミ ニュートン ト カント
副書名 自然哲学における実証と思弁
著者 松山 壽一 /著  
著者名ヨミ マツヤマ,ジュイチ
出版者 晃洋書房
出版年 2006.1
ページ数, 大きさ 17,254,25p, 22cm
NDC10版 134.2
NDC8版 134.2
一般件名 自然哲学
著者紹介 1948年大阪生まれ。立命館大学大学院文学研究科博士課程修了。大阪学院大学教授。ドイツ博物館科学技術史研究所客員研究員。著書に「若きカントの力学観」など。
内容紹介 ニュートンの自然哲学における実証と思弁の関連を問い、カントによる自然科学の基礎づけ、また自然哲学全般を解読。97年刊「ニュートンとカント」の3つの章と付論を増補改訂し、それに1章を新たに加えたもの。
内容注記 文献:巻末p15〜25

目次

序論 カント研究に対するニュートン研究の意義
第一章 重力と力学
  序 重力-隠れた性質?
  一 強制運動と重力
  二 運動と衝突
  三 絶対運動と力
  四 軌道運動と向心力、固有力
  五 重力の特性と帰納
第二章 エーテルと引力-斥力
  序 ニュートンの錬金術研究
  一 成長とエーテル
  二 エーテルと範型
  三 空気とエーテル
  四 自然哲学の数学的原理と引力-斥力説
  五 自然の斉一性と引力-斥力説
  六 宇宙の規則性と神学
  七 エーテル仮説の復活
  八 「仮説的哲学」としてのエーテル疑問
第三章 カントにおける自然科学の基礎づけの問題
  序 プラースのカント解釈の解釈史上の位置
  一 ヴァイツゼッカーとハイデガーのカント解釈に対するプラースの批判的応答
  二 『原理』の成立史と『批判』の成立史
  三 カントの自然科学論の科学史上の位置
第四章 力と運動法則
  はじめに
  一 ニュートンとデカルトの三法則
  二 ニュートン力学の第二法則と八つの定義
  三 カントによる自然科学の形而上学的基礎づけの試み
  四 ニュートンとカントの力学の三法則
  五 カント力学の第二法則
  六 ニュートンとカントの力の概念
  七 カント動力学と力学の力の概念
  おわりに
第五章 ニュートンとカント
  はじめに
  一 ニュートンにおける実証と思弁
  二 仮説と理念をめぐるニュートンとカント
  三 経験の形而上学と自然の特殊形而上学
  四 ニュートン、カント、シェリングにおける目的論と自我観念