岡本 浩一/著 -- 新曜社 -- 2006.7 -- 336.1

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 336.1/2006/ 00009047937 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 組織健全化のための社会心理学 ,
書名ヨミ ソシキ ケンゼンカ ノ タメ ノ シャカイ シンリガク
副書名 違反・事故・不祥事を防ぐ社会技術
叢書名 組織の社会技術
著者 岡本 浩一 /著, 今野 裕之 /著  
著者名ヨミ オカモト,コウイチ , コンノ,ヒロユキ
出版者 新曜社
出版年 2006.7
ページ数, 大きさ 13,141,65p, 19cm
NDC10版 336.1
NDC8版 336.1
一般件名 意思決定(経営管理) , 経営組織 , 経営倫理
著者紹介 東洋英和女学院大学人間科学部教授。内閣府原子力委員会専門委員兼務。
内容紹介 企業・組織の違反行為、事故隠しなどの背後に潜む積極的な意志決定とは? 組織全体として悪意の意志決定がどのように行われ、維持され、なぜ修正されにくいかを分析。その心理社会的な構造を解き明かし、有効な方途を講じる。
内容注記 文献:巻末p9〜65

目次

第1章 会議手続き
  ・手続きの重要さ
  ・JCO臨界事故に見る意志決定手続き軽視
  ・議長選任手続きの重要さ
  ・より厳格な意志決定基準の可能性
  ・「日和見」態度の影響
  ・正しい意志決定のために必要なこと
  ・個の強さの必要性
  ・評決ルールは評決後の意見に影響する
  ・まとめ
第2章 属人風土
  ・風土の重要さ
  ・属人風土と違反についての実証データ
  ・企業ドックの必要性
第3章 内部申告とコンプライアンス
  ・内部申告という行為の価値とアンビバレンス
  ・通報者保護の重要性
  ・内部申告は対岸の火事ではない
  ・申告先を決めるもの-上司・部下間の信頼関係
  ・内部申告の心理的阻害因-本人要因と第三者要因
  ・組織的な不正行為は現実にこれだけ行われている
  ・健全な組織コミットメントが組織改善のための適切な内部申告を促す
  ・通報窓口と申告者保護の制度化
  ・コンプライアンス研修の必要性
第4章 職業的自尊心
  ・ノブレス・オブリジェ
  ・職業倫理
  ・職業威信と職業的自尊心
  ・原子力関連職の光と陰
  ・職業的自尊心と違反の関係
  ・まとめ
第5章 潜在態度の測定
  ・心理測定的な産業アプローチの必要性
  ・企業のなかで測定が必要なもの
  ・ペーパーテストの限界
  ・間接測定の必要性-概論
  ・潜在連合テスト
  ・潜在連合テストを用いた研究の例
  ・潜在態度測定の応用可能性
  ・まとめ