甲斐 徹郎/著 -- 筑摩書房 -- 2006.8 -- 528.2

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 528.2/2006/ 00009056706 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 自分のためのエコロジー ,
書名ヨミ ジブン ノ タメ ノ エコロジー
叢書名 ちくまプリマー新書
著者 甲斐 徹郎 /著  
著者名ヨミ カイ,テツロウ
出版者 筑摩書房
出版年 2006.8
ページ数, 大きさ 141p, 18cm
NDC10版 528.2
NDC8版 528.2
一般件名 空気調和 , 環境問題
著者紹介 1959年東京都生まれ。千葉大学文学部行動科学科卒業。マーケティング専門会社を経て、「エコロジー住宅市民学校」を主宰。都留文科大学、立教大学大学院、日本女子大学非常勤講師を務める。
児童内容紹介 「エコロジー」とは身近な自然との「つながり」を活かすこと。そうとらえると、自分の暮らしを快適で気持ちよくするための「エコ」の活用法が見えてきます。快適さの原理、暑さ寒さの正体などを解説し、「エコロジー」を使いこなす活用術を提案します。
内容紹介 自分が気持ちよく、快適に暮らしたい-。そんなエゴを追及するうちに、家も街も住みやすくなり、ヒートアイランド現象だって解決! まず、あなたの部屋からはじめませんか。

目次

序章 自分が得する話
第一章 同じ20℃のナゾ-快適さの原理
  体が感じる温度は、実際の温度とは違う
  気温の20℃は快適。水風呂の20℃は冷たい
  ビールを速く冷やすのは冷凍庫より氷水
  汗のかきかたにはうまい下手がある-気化熱
  焼けた道路の熱は、直接ポーンと体に当たる-輻射熱
  「真夏の熱血サラリーマン」登揚!
第二章 「寒さ」の犯人を捜せ!
  緑があるかないかの違いは大きい
  風を遮れば、ずいぶん暖かい
  昔は住宅の性能の悪さを、緑で補った
第三章 「暑さ」の正体を暴け!
  夜になっても室温が下がらない原因は?
  モノにしみこんだ熱は抜けにくい
  熱をためないための、簾のかけ方
  簾より緑の日陰のほうが涼しいワケ
  「真夏の熱血サラリーマン」クールビズ大作戦!
第四章 暑さ寒さの正体がわかればここまでできる!
  実例「経堂の杜」
  緑のカーテン
  ★「緑のカーテン」ミニ特集
  寝ている間に冷たさを蓄える
  南側と北側の樹木の役割は違う
  天然の空冷装置
  輻射熱が低ければ、気温28℃でも涼しい
第五章 豊かさづくりのジレンマ
  街全体が自分にとっての価値であった時代
  ヒートアイランド現象の仕組み
  「パラダイム」の変化として都市の変化を捉える
  「自立型孤立」という現代の枠組み
  次なるパラダイムとしての「自立型共生」
第六章 気持ちよさはどこまで広げることができるだろう?
  「自分のためのエコロジー」とは
  「状況戦略」という考え方
  まず身のまわりのことだけ考えてみる
  鳥の編隊飛行は、ごく単純な原理でできている
  気候の連続性
  景観の連続性
  利用の連続性
  「関係性」の価値化
第七章 エゴから始めないと広がらない
  手段として環境を使いこなす
  手段としてコミュニティを使う
  他人と共生するための「エゴ合わせ」テクニック
  「感情」は調整不可。「利害」を調整する
  「自分のためには協力する」関係を作る
第八章 「そうなっちゃう理論」-あなたの思いは必ず叶う
  部材を活かすには全体を変えなくてはいけない
  理想と現実のギャップに悩む
  「ポジティブ・フィードバック」までの道のり
  人生を変えた三つのキーワード
  「パラダイム論」/「複雑系」と「関係の価値化」
  「便利さ」と「豊かさ」という二つのものさしで考える
  「そうなっちゃう理論」-みんなの思いはつながっている
終章 自分の細胞がワクワクすることはきっと正しい