渡辺 尚志/著 -- 柏書房 -- 2007.4 -- 210.5

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 210.5/2007/ 00012042024 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 豪農・村落共同体と地域社会 ,
書名ヨミ ゴウノウ ソンラク キョウドウタイ ト チイキ シャカイ
副書名 近世から近代へ
著者 渡辺 尚志 /著  
著者名ヨミ ワタナベ,タカシ
出版者 柏書房
出版年 2007.4
ページ数, 大きさ 324p, 22cm
NDC10版 210.5
NDC8版 210.5
一般件名 日本-歴史-江戸時代 , 明治維新 , 村落-歴史
ISBN 978-4-7601-3041-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1957年東京都生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。一橋大学大学院社会学研究科教授。著書に「近世村落の特質と展開」「遠くて近い江戸の村」「浅間山大噴火」ほか。
内容紹介 越後・江戸・畿内・長州・九州天草をフィールドに「豪農」「村落共同体」「地域社会」の3者を基軸にして、各地域の固有のあり方と不変的な村落社会の特質を炙り出し、19世紀における社会変容の具体相をダイナミックに描く。

目次

序章 本書の構成と基本的考え方
第一章 地主的土地所持と村落共同体
  はじめに
  一 原町村一件
  二 赤沢村一件
  三 米山寺村一件
  おわりに
第二章 明治維新と村請制
  はじめに
  一 明治七~八年の貢租等徴収システム
  二 明治十一~十三年の貢租等徴収システム
  おわりに
補論1 史料整理と歴史研究
  はじめに
  一 史料整理・目録作成と歴史研究
  二 近世米作単作地帯の地域的特質
  おわりに
第三章 文化~天保期の大庄屋と地域社会
  はじめに
  一 「御用触写帳」の基礎的検討
  二 大庄屋の果たす諸機能
  三 入用にみる地域社会の構造
  四 大庄屋と地域社会
  おわりに
補論2 近世地域社会研究の現状と課題
  一 久留島浩の所説
  二 藪田貫の所説
  三 平川新の所説
  四 吉田伸之の所説
補論3 天草における地域社会の特質
第四章 地域社会の関係構造と段階的特質
  はじめに
  一 中・近世移行期の地域社会
  二 近世地域社会の関係構造
  おわりに
第五章 村の用水・地域の用水
  はじめに
  一 溜池灌漑をめぐる論理の相克
  二 変わるもの、変わらぬもの
  おわりに
第六章 幕末の鉄座設立運動と由緒
  はじめに
  一 鉄座免許の家
  二 鉄座主法書と鉄座設立運動の経過
  三 鉄座設立運動の挫折
  四 由緒をとりまく人々
  おわりに
第七章 歴史像はいかにつくられたか
  はじめに
  一 椹野川治水工事と林勇蔵
  二 野田神社資本金一件・毛利家歴史編纂と林勇蔵
  おわりに
補論4 遠山茂樹・田中彰両氏の明治維新史研究
  はじめに
  一 遠山茂樹氏の説
  二 田中彰氏の説