所蔵

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所蔵館	所蔵場所	請求記号	資料番号	資料区分	帯出区分	状態
一般	一般資料室	210.4/2008/	00012193694	和書	帯出可	在庫

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資料詳細

タイトル	日本中世地域環境史の研究 ,
書名ヨミ	ニホン　チュウセイ　チイキ　カンキョウシ　ノ　ケンキュウ
叢書名	歴史科学叢書
著者	高木 徳郎 ／著
著者名ヨミ	タカギ,トクロウ
出版者	校倉書房
出版年	2008.10
ページ数, 大きさ	422p, 22cm
NDC１０版	210.4
NDC８版	210.4
一般件名	日本-歴史-中世 , 荘園 , 日本-農業-歴史 , 景観地理 , 環境問題-歴史
ISBN	978-4-7517-3980-8
内容紹介	荘園・村落開発の過程とその主体、開発の結果としての荘園景観・村落景観の変容を、より広域の地域社会全体の動向との関係でとらえる試み。また、生業の競合と、それを生み出す領域型荘園固有の構造的特質も明らかにする。

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目次

序章 日本中世環境史研究の軌跡と本書の位置

  第一節 環境史へ至る二つの研究潮流

  第二節 本書の構成とねらい

第一部 開発と景観

第一章 中山間荘園における開発と在地領主

  第一節 ふたつの開発

  第二節 高野山領鞆淵荘の成立

  第三節 鞆淵範景追放事件の再検討

  第四節 高野山支配と八幡信仰

第二章 紀ノ川流域荘園における混作と出作

  第一節 紀伊国官省符荘における応永の大検注

  第二節 混作と水田単作化

第三章 紀伊国井上本荘絵図と粉河寺

  第一節 研究史と問題点

  第二節 用水池の現地比定をめぐって

  第三節 紀伊国井上本荘絵図の性格と制作主体

第四章 中世粉河寺の成立と展開

  第一節 中世粉河寺の成立

  第二節 鎌倉～南北朝時代における開発と粉河寺寺僧

  第三節 粉河寺「惣寺」の成立

第五章 村落景観の変容と地域社会

  第一節 鎌倉・南北朝時代の開発と村落景観

  第二節 室町時代における村落景観の変容

  第三節 景観変容の背景と地域社会

付論 荘園地域調査の目的と方法

  第一節 荘園地域調査の理念と目的

  第二節 荘園地域調査の方法

第二部 生業と地域環境

第一章 中世における山林資源と地域環境

  第一節 山林資源の枯渇

  第二節 重層化する生業

  第三節 山林資源の保全と地域社会

第二章 荘園制展開期における山野の「領有」と相論

  第一節 松茸未進問題と山野の「領有」

  第二節 一円領の主張と悪党問題

第三章 資源の確保と惣村の成立

  第一節 名手荘住民による生業

  第二節 丹生屋村における生業と境界の領主

  第三節 水利秩序の改変と惣村の成立

第四章 殺生禁断と山林保全

  第一節 山林保全としての殺生禁断

  第二節 殺生禁断の内実

  第三節 生業の競合と領主支配

第五章 中世における環境管理と惣村の成立

  第一節 荘園制下の環境管理

  第二節 環境管理の展開とその矛盾

  第三節 環境管理と惣村の成立

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