山折 哲雄/著 -- ポプラ社 -- 2009.12 -- 114.2

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
児童 子ども室 114/2009/ 00013313697 児童和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル わたしが死について語るなら ,
書名ヨミ ワタシ ガ シ ニ ツイテ カタルナラ
叢書名 未来のおとなへ語る
著者 山折 哲雄 /著  
著者名ヨミ ヤマオリ,テツオ
出版者 ポプラ社
出版年 2009.12
ページ数, 大きさ 253p, 20cm
NDC10版 114.2
NDC8版 114.2
一般件名 生と死
ISBN 978-4-591-11238-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1931年アメリカ生まれ。東北大印度哲学科卒。宗教学者。国際日本文化研究センター所長などを歴任。著書に「神と仏」「道元」「神から翁へ」など多数。
児童内容紹介 死の問題を考えつづけることは、生きることの意味、命の大切さを知ることです。学校などで、死のことについて学ぶ機会のほとんどなかった若い人たちのために、生きること、死ぬことについて学問的に考えてきた宗教学者が、自分が実感した「死」や、文学に描(えが)かれた「死」などについてやさしく語ります。
内容紹介 日本人の心の底に流れる無常観、文学に描かれた「死」、子どもたちを苦しめる平等と個性…。人に聞きたくても決まり悪くて聞けないほど真直ぐなテーマである「死」について、宗教学者・山折哲雄が真正面から語る。
内容注記 本書を読んだら、こんな本も読んでほしい:巻末

目次

はじめに
第1章 私が実感した「死」
  第二次世界大戦で遭遇した死
  祖父の死、母の死
  日本人にとっての「死」とは
第2章 日本人の心の底に流れる「無常観」
  人間はいちど死んだら、肉体は生ゴミになってしまう
  人はひとりで死ぬ運命
  「死」は敗北なのでしょうか
第3章 文学に描かれた「死」
  父を失ったとき心に浮かんだのは、子守唄
  宮沢賢治の死生観-「雨ニモマケズ」に込めたもの
  賢治は死の恐怖に耐えていた
  金子みすゞのやさしい言葉で描く死の世界
  死んだあとの世界を考える
  子どもがもっている死の世界観
第4章 子どもたちを苦しめる「平等」と「個性」
  人生は平等ではない
  理不尽な不平等感に悩む
  借りものの価値感だった「個性」
  「ひとり」の感覚とは
  親鸞が教える「ひとり」
第5章 日本には「無常」の風が吹いていた
  古典のもつ強さ
  『万葉集』を読む
  『源氏物語』を読む
  『平家物語』を読む
  『謡曲』と『浄瑠璃』を読む
「お前は、今死ねるか」