松本 健一/著 -- ポプラ社 -- 2010.2 -- 311

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児童 子書庫・職員へ 311/2010/ 00010096709 児童和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル わたしが国家について語るなら ,
書名ヨミ ワタシ ガ コッカ ニ ツイテ カタルナラ
叢書名 未来のおとなへ語る
著者 松本 健一 /著  
著者名ヨミ マツモト,ケンイチ
出版者 ポプラ社
出版年 2010.2
ページ数, 大きさ 252p, 20cm
NDC10版 311
NDC8版 311
一般件名 国家
ISBN 978-4-591-11449-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1946年群馬県生まれ。東京大学経済学部卒。作家、評論家。麗澤大学比較文明文化研究センター所長。「近代アジア精神史の試み」でアジア太平洋賞を受賞。著書に「海岸線の歴史」など多数。
児童内容紹介 わたしたちが住む地球には66億人もの人が暮らしています。そのひとりひとりがどこかの国に属していて、異なった言葉や、異なった文化をもっています。日本をみつめつづけてきた松本健一(まつもとけんいち)が、国家や国民の話、国ぐにの現在と未来などをやさしく語ります。
内容紹介 国とは何なのか。わたしたちが住んでいる日本とはどういう国なのか。そして、わたしたち日本人はどのような人間なのか…。長い歴史の積み重ねによってできあがった「国家」について、作家で評論家の松本健一が真正面から語る。
内容注記 未来のおとなに見てほしいもの、読んでほしいもの:巻末 内容:「一身独立して、一国独立す」(福沢諭吉) p152〜153 ほか.

目次

まえがき
第1章 国とクニの話
  国という漢字の意味
  城壁で囲まれた国
  開けっぴろげの日本
  なぜ国をクニと読むのか
  地形から生まれた大和の地名
  日本語はつねに変化している
  ミカンと天女伝説
  米づくりと機織り
  水田が人口を増やした
第2章 国家の話
  城壁から出たヨーロッパの国ぐに
  まっすぐな国境線
  曲線の国境線
  国境線のないような国もある
  石油が生み出した国境線
  ヨーロッパからもっとも遠い日本
  国旗となった日の丸
  国から国家へ
  長州藩と薩摩藩も国だった
第3章 国民の話
  「一身独立して、一国独立す」(福沢諭吉)
  国民は王様より大事
  国民が主人公でなければ国家じゃない
  中国という国家
  独立国家であるためには
  近代国家と王朝
  下から上に反抗した社会
第4章 国ぐにの現在と未来
  外国を侵略する国民国家
  自由と平等の国に侵略されたベトナム
  侵略されないために国民国家をつくる
  国民国家がかかえる問題
  全世界の陣取りゲーム
  七つの海を支配したイギリス
  力には魂で抵抗する
  富のゲームのはじまり
  国民国家の道を歩みはじめた中国
あとがき