齋藤 慎一/著 -- 東京大学出版会 -- 2010.5 -- 210.4

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 210.4/2010/ 00012301404 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 中世東国の道と城館 ,
書名ヨミ チュウセイ トウゴク ノ ミチ ト ジョウカン
著者 齋藤 慎一 /著  
著者名ヨミ サイトウ,シンイチ
出版者 東京大学出版会
出版年 2010.5
ページ数, 大きさ 12,467,6p, 22cm
NDC10版 210.4
NDC8版 210.4
一般件名 日本-歴史-中世 , 交通-日本 , 城-歴史
ISBN 978-4-13-020147-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1961年東京都生まれ。明治大学大学院文学研究科博士後期課程中退。史学博士。東京都歴史文化財団江戸東京博物館学芸員。著書に「戦国時代の終焉」「中世武士の城」「中世を道から読む」等。
内容紹介 関東平野を中心とした東国社会に関する研究。道、城館、都市、空間を主たるキーワードとして、個々の小さな地域がどのような構造を成し、どのように連結して東国というまとまりを形成していたかを考える。

目次

第Ⅰ部 中世東国の道
第一章 河川水量と渡河
  1 河川の水量と季節性
  2 渡河の様相
  3 渡河地点の性格
  小結
第二章 鎌倉街道上道と北関東
  1 軍勢の往還
  2 旅人の往還
  3 利根川の渡河
  小結
第三章 南関東の都市と道
  1 鎌倉街道上道の政治性
  2 扇谷上杉氏と南関東
  3 扇谷上杉氏と江戸
  小結
第四章 道の機能と変遷
  1 鎌倉街道上道
  2 山の辺の道
  3 川越街道と下野線
  4 北武蔵と中世東国の道
  小結
第Ⅱ部 地域のなかの城館
第五章 御家人と拠点
  1 出自
  2 通字と勝間田氏との関係
  3 活動と性格
  4 所領
  5 築城と領主制構造
  小結
第六章 遠江国沿岸荘園の空間
  1 相良庄の中心と湊
  2 笠原庄と土方・高天神城
  3 勝田庄と勝間田氏・時宗
  小結
第七章 戦国時代前期の城館構造
  1 実城と中城
  2 一五世紀の城館
  3 金山城の構造
  小結-一五世紀後半から一六世紀初頭の城館
第八章 戦国大名と城館
  1 戦国大名系城郭論の現在
  2 築城術の様相
  小結-戦国時代の城館論
第九章 戦国大名北条家と城館
  1 戦国大名北条家の拠点城館
  2 戦国期城館の再検討
  3 築城術の共有
  4 技術の継承と分散
  小結
第一〇章 中近世移行期の断絶と継承
  1 発掘調査事例
  2 東国戦国大名と織豊大名の石垣・石積み
  3 徳川家康関東入国と戦国期城館
  成果と課題
第Ⅲ部 道と拠点
第一一章 拠点と道の移転
  1 二つの拠点
  2 「小山城」の存在
  3 中世都市「小山」の考古学的起源
  4 下古館遺跡
  5 本拠と道の変遷
  小結
第一二章 武田信玄の境界認識
  1 国境の管理
  2 境界紛争と城館
  3 境界の通行
  展望-勝頼の境界
第一三章 戦国期「由井」の政治的位置
  1 北条氏照の滝山入城
  2 由井の構成要素
  3 由井と浄福寺城
  4 由井と氏照
  小結
第一四章 戦国期八王子の変遷
  1 町の伝承
  2 滝山城下町の構造
  3 椚田城と城下
  4 道の変遷と町
  5 八王子の変遷の背景
  小結
第一五章 中近世移行期の都市江戸
  1 太田道灌期の構造
  2 城下の様相
  3 家康と江戸城
  4 道と江戸城
  おわりに
  道論
  城館論
  都市移転と道