森川 輝一/著 -- 岩波書店 -- 2010.7 -- 311.234

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一般 一般資料室 311.2/2010/ 00012323408 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 〈始まり〉のアーレント ,
書名ヨミ ハジマリ ノ アーレント
副書名 「出生」の思想の誕生
著者 森川 輝一 /著  
著者名ヨミ モリカワ,テルカズ
出版者 岩波書店
出版年 2010.7
ページ数, 大きさ 31,386,15p, 20cm
NDC10版 311.234
NDC8版 311.234
ISBN 978-4-00-024459-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks
著者紹介 1971年生まれ。西洋政治思想史専攻。名城大学法学部准教授。
内容紹介 「自由」や「複数性」といった概念を懐胎した、アーレントを貫く原理である「出生」の思想とは何か。アーレントの思索の起源に遡り、草稿をふくむ主要なテクストの精読から、その“始まり”を明らかにする。
内容注記 文献:巻末p1〜15

目次

第一章 アーレント解釈史を捉え直す
  第一節 裁断されるアーレントの思想
  第二節 拡散するアーレント像
  第三節 問われざる問題
第二章 自己・他者・世界をめぐる問いの始まり
  第一節 『アウグスティヌスにおける愛の概念』
  第二節 『アウグスティヌスにおける愛の概念』におけるアーレントの探究
  第三節 隣人への責任
第三章 「制作」の暴力性
  第一節 アーレントの全体主義論の特質
  第二節 「人種帝国主義」論から『全体主義の起源』初版まで
  第三節 「制作」への囚われ
第四章 「制作」から「労働」へ
  第一節 「制作」と「労働」
  第二節 「組織化された孤絶」の破壊力
  第三節 全体主義と現代大衆社会
第五章 出生について
  第一節 「出生」の思想の誕生
  第二節 自由の「始まり=原理」
  第三節 「愛」をめぐる一考察
結びにかえて