柳 京煕/編著 -- 筑波書房 -- 2011.5 -- 611.48

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 611.4/2011/ 00012535688 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 韓国のFTA戦略と日本農業への示唆 ,
書名ヨミ カンコク ノ エフティーエー センリャク ト ニホン ノウギョウ エノ シサ
著者 柳 京煕 /編著, 吉田 成雄 /編著  
著者名ヨミ ユウ,キョンヒ , ヨシダ,シゲオ
出版者 筑波書房
出版年 2011.5
ページ数, 大きさ 10,237p, 21cm
NDC10版 611.48
NDC8版 611.48
一般件名 農産物 , 韓国-貿易 , 自由貿易地域
ISBN 978-4-8119-0385-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1970年生まれ。酪農学園大学酪農学部食品流通学科准教授。博士(農学)。
内容紹介 韓国の農業改革が持つ限界を明らかにし、TPP交渉への参加を進めようとしている日本が韓国から学ぶべき点を提示。また、韓国農業に生じた事態を教訓として、これからの日本が取るべき農業戦略についての検討を行う。

目次

序章 課題と構成
  1.課題設定
  2.本書の構成
第1章 農産物自由化下の韓国農業政策の展開過程
  1.農産物自由化下の韓国農業政策の転換
  2.さらなるFTA推進と大企業による集中と選択
第2章 FTAによる自由化路線への転換と世論の変化
  1.韓・米FTA締結
  2.韓国のFTA政策の特徴
  3.韓・米FTAによる農業への影響
  4.国内世論の変化と農業部門の交渉過程
  5.政策的対応と世論の動向
第3章 FTA協定を巡る社会・経済的影響とその示唆点
  1.韓・米FTAがもたらした米国産牛肉の輸入再開
  2.牛肉輸入再開がもたらした諸問題
  3.韓・チリFTAの現状と示唆点
  4.FTA発効後の経済状況と農産物輸入
  5.韓・EU FTAの締結内容と被害予測
  6.農業部門の締結結果と今後の予測
第4章 韓国農業の構造分析
  1.韓国農業の現状
  2.農家経済の現状
  3.農地賃貸借と作業委託の現状
  4.韓国農業における担い手の現状
  補論 農産物市場自由化下の韓国農業の真の姿
  1.韓国農業改革への119兆ウォン(約9兆円)の中身とは
  2.「選択と集中」政策は成功したのか(自由化対策は成功したのか)
  3.自由化を進める韓国の政治・経済的背景
  4.産業として農業は残るが、生きる場として農村は消える
第5章 韓国における米の位置づけと需給構造
  1.韓国農業における稲作政策の特徴
  2.韓国における稲作の現状
  3.米消費量の変化と需給構造
  4.韓国の米生産の将来展望
第6章 韓国における肉牛・原乳の需給構造
  1.畜産部門の予算執行から見た畜産政策
  2.牛肉の需給構造
  3.流通政策の転換と流通構造
  4.酪農生産の転換と原乳の需給構造
  5.今後の展望
第7章 韓国における養豚・養鶏(卵)の生産と需給構造
  1.養豚の需給・消費構造の現状
  2.豚肉の価格形成と需給変動
  3.豚肉輸出と国内価格形成への影響
  4.対日輸出の取り組み事例
  5.養鶏の生産・流通・消費構造
  6.豚肉・養鶏部門の今後の展望
第8章 北東アジアにおけるFTAの行方と農業
  1.日・中・韓の農産物貿易
  2.日・中FTAが韓国経済・農業に与える影響
  3.日・中・韓のFTA戦略の特徴
  4.東アジアを取り巻く新たな政治・経済の動向
  5.北東アジアのFTAの行方
終章 総括と展望
  1.総括
  2.韓国農業の行方
  3.韓国の現実から何を学ぶべきか-展望に代えて