金田 章裕/著 -- 吉川弘文館 -- 2011.7 -- 210.3

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 210.2/2011/ 00012405403 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 古代・中世遺跡と歴史地理学 ,
書名ヨミ コダイ チュウセイ イセキ ト レキシ チリガク
著者 金田 章裕 /著  
著者名ヨミ キンダ,アキヒロ
出版者 吉川弘文館
出版年 2011.7
ページ数, 大きさ 9,239,4p, 22cm
NDC10版 210.3
NDC8版 210.2
一般件名 遺跡・遺物-日本 , 日本-歴史-古代 , 日本-歴史-中世 , 歴史地理
ISBN 978-4-642-02483-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1946年富山県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得。同大学名誉教授。博士(文学)。大学共同利用機関法人・人間文化研究機構機構長。著書に「古代景観史の探究」など。
内容紹介 近年発掘が進み、かずかずの新しい発見がされている古代・中世遺跡。古代の駅路や宮都、条里遺跡や用水路遺構を事例としつつ、古代・中世の景観を解明。図表を駆使して、歴史地理学の立場からアプローチする。

目次

序論 歴史地理学の視角と資料
  1 歴史地理学の視角
  2 歴史地理学の資料
  3 古代・中世遺跡と歴史地理学
Ⅰ 都市と交通路をめぐって
一 関津遺跡(大津市)検出の道路遺構
  1 関津遺跡の古代道路・建物遺構
  2 古代道路遺構の特性
  3 保良京の建設とその位置
  4 保良京の都市プランへの一視角
二 加茂遺跡(石川県津幡町)出土「加賀郡【ホウ】示札」
  はじめに
  1 郡とその領域
  2 郷とその領域
  3 村とその領域
  4 加賀郡【ホウ】示札の郡・郷と村
  おわりに
三 加茂遺跡(石川県津幡町)深見村・深見駅
  1 古代の村
  2 道路遺構と古代北陸道
  3 深見駅と深見村
  4 深見村、深見駅、英多郷、井家郷
四 古代北陸道のルート変遷と駅
  1 北陸道と駅
  2 北陸道のルート変更
  3 水運と琵琶湖の津
五 岡遺跡と手原遺跡(栗東市)
  1 条里地割の分布
  2 手原付近の異方位地割
  3 条里プランと村界
  4 栗太郡衙
  5 古代栗太郡の土地計画
付 古代近江と宮都・国府
  はじめに
  1 近江国府をめぐって
  2 宮都をめぐって
  3 禾津頓宮をめぐって
  おわりに
Ⅱ 村落と耕地をめぐって
一 久泉遺跡(砺波市)の大溝・建物遺構
  はじめに
  1 大溝遺構と建物遺構
  2 大溝の規模と機能
  3 東大寺領砺波郡荘園群の位置と環境
  4 久泉遺跡の大溝と建物群の性格
  おわりに
二 西打遺跡(高松市)
  1 中世荘園の構造
  2 讃岐国善通寺領
  3 香川県西打遺跡
三 播磨国大部荘域の地域環境
  1 『風土記』の地名
  2 大部荘域の地形条件
  3 遺跡の立地と地形環境
  4 奈良・平安期の耕地分布と条里地割
  おわりに
四 長野県更埴市(現千曲市)の条里地割遺構
  はじめに
  1 報告書『総論編』の概要
  2 発掘調査・報告書の特徴
  3 条里地割遺構をめぐる成果と課題
  おわりに
付一 尾張国の条里と島畑
  1 島畑調査の開始
  2 土地制度と島畑
  3 島畑の形成
  4 島畑の構造
付二 古代・中世の村落景観への接近法
  はじめに
  1 歴史地理学と景観
  2 集落形態の析出
  3 地割と土地利用の分析
  4 古地図の表現と村落表現
  おわりに