山下 達也/著 -- 九州大学出版会 -- 2011.12 -- 372.21

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 372.2/2011/ 00012467759 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 植民地朝鮮の学校教員 ,
書名ヨミ ショクミンチ チョウセン ノ ガッコウ キョウイン
副書名 初等教員集団と植民地支配
著者 山下 達也 /著  
著者名ヨミ ヤマシタ,タツヤ
出版者 九州大学出版会
出版年 2011.12
ページ数, 大きさ 7,347,10p, 22cm
NDC10版 372.21
NDC8版 372.21
一般件名 朝鮮-教育 , 植民地教育 , 教員-歴史
ISBN 978-4-7985-0065-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
内容紹介 植民地における学校教員とはどのような人々であったのか。従来、植民地教育の「担い手」としての側面のみから把握・説明されてきた教員の位置づけを再検討し、日本が朝鮮において展開した植民地教育の新たな知見を見いだす。

目次

序章
  第一節 研究の視座
  第二節 先行研究の検討と課題の設定
  第三節 本書の構成
第一章 教員社会における「民族」の可視化と隠蔽
  はじめに
  第一節 教員の「内鮮」混在状況
  第二節 「内地人」教員のポジションと役割
  第三節 「民族」格差とそれに起因する教員間の軋轢
  第四節 差異化と「同化」に潜在した攻略
  小括
第二章 植民地教員の「内地」経験
  はじめに
  第一節 初等学校における「内地」学習
  第二節 養成段階における教員の「内地」経験
  第三節 教員の「内地」視察
  第四節 「内地」からの招聘教員の特徴とその存在意義
  小括
第三章 養成プロセスに起因する教員の序列化
  はじめに
  第一節 朝鮮における教員養成制度の構築とその変遷
  第二節 京城師範学校の特異性
  第三節 各地方における師範学校の位置づけと実態
  第四節 教員試験による教員の確保と資格の向上
  小括
第四章 性差に応じた「適材適所」論と植民地教員の実態
  はじめに
  第一節 教員社会における性差の顕在化過程
  第二節 性差に応じた「適材適所」論と女性教員のディレンマ
  第三節 女性教員養成の意義と「特長」
  第四節 性差と「民族」差の重なりに見る植民地教員の存在様態
  小括
第五章 教員集団の実態と植民地政策
  はじめに
  第一節 属性の顕在化と植民地政策との関連
  第二節 教員集団の実態に見る植民地政策の停滞と綻び
  第三節 植民地朝鮮における教員の位置づけ再考
  小括
終章
  第一節 本論のまとめと結論
  第二節 今後の課題と展望