田辺 聖子/著 -- ポプラ社 -- 2011.12 -- 911.147

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
児童 子ども室 911/タナ/ 00013392808 児童和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 小倉百人一首 ,
書名ヨミ オグラ ヒャクニン イッシュ
副書名 百人百首の恋とうた
叢書名 ポプラポケット文庫
著者 田辺 聖子 /著  
著者名ヨミ タナベ,セイコ
出版者 ポプラ社
出版年 2011.12
ページ数, 大きさ 267p, 18cm
NDC10版 911.147
NDC8版 911.147
一般件名 百人一首
ISBN 978-4-591-12688-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
注記 「21世紀によむ日本の古典 10」(2001年刊)の新装改訂
児童内容紹介 美しい日本の四季、永遠に変わらぬ人間のかなしみ、よろこび、恋(こい)のなやみ…。日本人のこころをうたいあげた和歌集「小倉百人一首」の世界を、お姉さんのサダ子さんと弟のイエ太くんに和歌の疑問を説明する形で、やさしく紹介(しょうかい)します。
内容紹介 平安時代も今と同じことを思っていたんだ…。変わらない美しい日本の四季と人の心の動きを和歌で伝える「小倉百人一首」を、田辺聖子がやさしい言葉で楽しく解説します。

目次

はじめに
1 秋の田の かりほの庵の… 天智天皇
2 春すぎて 夏来にけらし… 持統天皇
3 あしひきの 山鳥の尾の… 柿本人麻呂
4 田子の浦に うち出でてみれば… 山部赤人
5 奥山に 紅葉ふみわけ… 猿丸大夫
6 かささぎの わたせる橋に… 中納言家持
7 天の原 ふりさけ見れば… 安倍仲麻呂
8 わが庵は 都のたつみ… 喜撰法師
9 花の色は うつりにけりな… 小野小町
10 これやこの 行くも帰るも… 蟬丸
11 わたの原 八十島かけて… 参議篁
12 天つ風 雲のかよひ路… 僧正遍昭
13 筑波嶺の みねより落つる… 陽成院
14 みちのくの しのぶもぢずり… 河原左大臣
15 君がため 春の野に出でて… 光孝天皇
16 たち別れ いなばの山の… 中納言行平
17 ちはやぶる 神代もきかず… 在原業平朝臣
18 住の江の 岸に寄る波… 藤原敏行朝臣
19 難波潟 みじかき芦の… 伊勢
20 わびぬれば 今はたおなじ… 元良親王
21 いま来むと 言ひしばかりに… 素性法師
22 吹くからに 秋の草木の… 文屋康秀
23 月見れば ちぢにものこそ… 大江千里
24 このたびは 幣もとりあへず… 菅家
25 名にし負はば 逢坂山の… 三条右大臣
26 小倉山 峰のもみぢ葉… 貞信公
27 みかの原 わきて流るる… 中納言兼輔
28 山里は 冬ぞさびしさ… 源宗于朝臣
29 心あてに 折らばや折らむ… 凡河内躬恒
30 有明の つれなく見えし… 壬生忠岑
31 朝ぼらけ 有明の月と… 坂上是則
32 山川に 風のかけたる… 春道列樹
33 久方の 光のどけき… 紀友則
34 たれをかも 知る人にせむ… 藤原興風
35 人はいさ 心も知らず… 紀貫之
36 夏の夜は まだ宵ながら… 清原深養父
37 しらつゆに 風の吹きしく… 文屋朝康
38 わすらるる 身をば思はず… 右近
39 浅茅生の 小野の篠原… 参議等
40 忍ぶれど 色にいでにけり… 平兼盛
41 恋すてふ わが名はまだき… 壬生忠見
42 契りきな かたみに袖を… 清原元輔
43 あひみての のちの心に… 権中納言敦忠
44 逢ふことの 絶えてしなくは… 中納言朝忠
45 あはれとも いふべき人は… 謙徳公
46 由良の門を 渡る舟人… 曾禰好忠
47 八重むぐら しげれる宿の… 恵慶法師
48 風をいたみ 岩うつ波の… 源重之
49 みかきもり 衛士のたく火の… 大中臣能宣
50 君がため 惜しからざりし… 藤原義孝
51 かくとだに えやはいぶきの… 藤原実方朝臣
52 明けぬれば 暮るるものとは… 藤原道信朝臣
53 なげきつつ ひとりぬる夜の… 右大将道綱母
54 わすれじの 行末までは… 儀同三司母
55 滝の音は たえて久しく… 大納言公任
56 あらざらむ この世のほかの… 和泉式部
57 めぐりあひて 見しやそれとも… 紫式部
58 有馬山 猪名の笹原… 大弐三位
59 やすらはで 寝なましものを… 赤染衛門
60 大江山 いく野の道の… 小式部内侍
61 いにしへの 奈良の都の… 伊勢大輔
62 夜をこめて 鳥の空音は… 清少納言
63 今はただ 思ひ絶えなむ… 左京大夫道雅
64 朝ぼらけ 宇治の川霧… 権中納言定頼
65 恨みわび ほさぬ袖だに… 相模
66 もろともに あはれと思へ… 大僧正行尊
67 春の夜の 夢ばかりなる… 周防内侍
68 心にも あらでうき世に… 三条院
69 嵐吹く 三室の山の… 能因法師
70 さびしさに 宿を立ち出でて… 良暹法師
71 夕されば 門田の稲葉… 大納言経信
72 音に聞く 高師の浜の… 祐子内親王家紀伊
73 高砂の 尾上の桜… 前中納言匡房
74 憂かりける 人をはつせの… 源俊頼朝臣
75 契りおきし させもが露を… 藤原基俊
76 わたの原 漕ぎ出でて見れば… 法性寺入道前関白太政大臣
77 瀬をはやみ 岩にせかるる… 崇徳院
78 淡路島 かよふ千鳥の… 源兼昌
79 秋風に たなびく雲の… 左京大夫顕輔
80 長からむ 心も知らず… 待賢門院堀河
81 ほととぎす 鳴きつる方を… 後徳大寺左大臣
82 思ひわび さても命は… 道因法師
83 世の中よ 道こそなけれ… 皇太后宮大夫俊成
84 ながらへば またこのごろや… 藤原清輔朝臣
85 夜もすがら もの思ふころは… 俊恵法師
86 なげけとて 月やはものを… 西行法師
87 むらさめの 露もまだひぬ… 寂蓮法師
88 難波江の 芦のかりねの… 皇嘉門院別当
89 玉の緒よ 絶えなば絶えね… 式子内親王
90 見せばやな 雄島のあまの… 殷富門院大輔
91 きりぎりす なくや霜夜の… 後京極摂政前太政大臣
92 わが袖は 潮干に見えぬ… 二条院讃岐
93 世の中は 常にもがもな… 鎌倉右大臣
94 み吉野の 山の秋風… 参議雅経
95 おほけなく 憂き世の民に… 前大僧正慈円
96 花さそふ 嵐の庭の… 入道前太政大臣
97 来ぬ人を まつほの浦の… 権中納言定家
98 風そよぐ ならの小川の… 従二位家隆
  99 人もをし 人もうらめし… 後鳥羽院
  100 ももしきや 古き軒端の… 順徳院
  あとがき-田辺聖子
  解説-西本鶏介