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1 件中、 1 件目
隔離の文学
貸出可
荒井 裕樹/著 -- 書肆アルス -- 2011.11 -- 910.263
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所蔵館
所蔵場所
請求記号
資料番号
資料区分
帯出区分
状態
一般
一般資料室
910.26/アラ/
00012449278
和書
帯出可
在庫
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資料詳細
タイトル
隔離の文学 ,
書名ヨミ
カクリ ノ ブンガク
副書名
ハンセン病療養所の自己表現史
著者
荒井 裕樹
/著
著者名ヨミ
アライ,ユウキ
出版者
書肆アルス
出版年
2011.11
ページ数, 大きさ
341p, 20cm
NDC10版
910.263
NDC8版
910.26
一般件名
日本文学-歴史-昭和時代
,
ハンセン病
ISBN
978-4-9905595-4-0
内容紹介
ハンセン病者たちは、自分たちを抑圧し、抹消しようとする社会風潮や国家権力といかに向き合い、どのような言葉を駆使して抗してきたのか。1930年代から1950年代まで、病者自身が描いた文学作品を研究・考察する。
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目次
はじめに 短くて長い助走のために
一、「文学」の資格
二、「隔離の文化」
三、各章の構成
第一章 隔離する文学
一、はじめに
二、療養所における文学の誕生
三、患者を誘う言葉
四、隔離の自画像
五、結びにかえて
第二章 「断種」を語る文学
一、はじめに
二、園内結婚と「断種」
三、「癩予防協会」募集原稿に見られる「断種」観
四、戦後文学に見られる「断種」観
五、結びにかえて
第三章 <身振り>としての「作家」
一、はじめに
二、二冊の日記
三、療養所の変化と知識人
四、<身振り>としての「作家」
五、強くて弱い自己
補節、「相談所患者」という存在
第四章 「癩」の「隠喩」と「いのち」の「隠喩」
一、はじめに
二、「癩文学」の季節
三、「文学そのもの」という価値観
四、「いのちの初夜」読解
補節、戦後から見た北條民雄
第五章 御歌と<救癩>
一、はじめに
二、両大戦間期の皇室変容と隔離政策
三、貞明皇后と<救癩>
四、御歌と神格化
五、患者たちの御歌
六、結びにかえて
第六章 「病友」なる支配
一、はじめに
二、長島愛生園と「家族主義」
三、隔離政策と天皇制
四、小川正子と「病友」
五、結びにかえて
第七章 ハンセン病患者の戦争詩(前編)
一、はじめに
二、「十二月八日」の自画像
三、ハンセン病患者の語り
第八章 ハンセン病患者の戦争詩(後編)
一、「真珠湾」への夢
二、引け目と逆接の自己
三、遙かなる<大東亜>
四、沈黙という詩
第九章 「療養文芸」の季節
一、はじめに
二、「患者運動」と「療養文芸」
三、「病室」という名の監房
四、「卑屈感」と沈黙
五、「オリオンの哀しみ」読解
六、結びにかえて
第十章 文学が描いた優生手術
一、はじめに
二、戦前・戦後の状況-「癩者」から「人間」へ
三、戦後文学の中の「断種」-「人間」という規範
四、自己卑下の中の「反抗」-「断種」を描いた詩作品
五、結びにかえて-更なる課題へ
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