西本 昌弘/著 -- 吉川弘文館 -- 2012.2 -- 210.09

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 210.09/2012/ 00012461893 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 日本古代の年中行事書と新史料 ,
書名ヨミ ニホン コダイ ノ ネンジュウ ギョウジショ ト シンシリョウ
著者 西本 昌弘 /著  
著者名ヨミ ニシモト,マサヒロ
出版者 吉川弘文館
出版年 2012.2
ページ数, 大きさ 6,356,11p, 22cm
NDC10版 210.09
NDC8版 210.09
一般件名 有職故実 , 年中行事-日本 , 日本-歴史-古代
ISBN 978-4-642-02489-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1955年大阪市生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。宮内庁書陵部主任研究官等を経て、関西大学文学部教授。著書に「日本古代儀礼成立史の研究」など。
内容紹介 かつて禁裏文庫や公家文庫に伝えられた儀式・年中行事書のなかから、「新撰年中行事」「神今食次第」など新出史料と思われる書物や逸文を選び出して紹介し、新史料が明らかにする歴史的事実を指摘する。

目次

序章 古代史研究と新史料
  はじめに
  一 東山御文庫本と新史料
  二 九条家本と新史料
  三 本書の構成と内容
  おわりに
第一部 藤原行成の年中行事書と新史料
第一章 東山御文庫所蔵の二冊本『年中行事』について
  はじめに
  一 『行成卿抄』をめぐる研究史
  二 東山御文庫二冊本『年中行事』の概要
  三 『新撰年中行事』の内容と構成
  四 『新撰年中行事』の引用書と編纂素材
  五 『新撰年中行事』の成立時期
  おわりに
第二章 「蔵人式」と「蔵人所例」の再検討
  はじめに
  一 「延喜蔵人式」と「天暦蔵人式」
  二 「蔵人式御短尺」と「村上御代短尺文」
  三 「蔵人所例」=「所例」と「承和例」「延喜例」
  おわりに
第三章 「官曹事類」「弘仁式」「貞観式」などの新出逸文
  はじめに
  一 「官曹事類」の逸文
  二 「弘仁式」「貞観式」の逸文
  三 「延喜中宮式」の逸文
  おわりに
第四章 広橋家旧蔵本『叙除拾要』について
  はじめに
  一 除目関係「行成抄」逸文の再検討
  二 広橋家本『叙除拾要』と「行成卿除目小葉子」
  三 「行成卿除目小葉子」の性格とその影響
  おわりに
第五章 東山御文庫本『日中行事』について
  はじめに
  一 東山御文庫本『日中行事』の書誌
  二 東山御文庫本『日中行事』の記載内容
  三 東山御文庫本『日中行事』の成立年代(その一)
  四 東山御文庫本『日中行事』の成立年代(その二)
  五 東山御文庫本『日中行事』と「禁省日中行事」
  おわりに
第二部 古代の儀式書・年中行事書と新史料
第一章 九条家本『神今食次第』所引の「内裏式」逸文について
  はじめに
  一 「内裏式」新出逸文の紹介
  二 「内裏式」新出逸文と『内裏儀式』
  三 神今食祭の寝具と天皇
  四 神今食・新嘗祭と皇后の助祭
  おわりに
第二章 九条家本『神今食次第』にみえる「清涼御記」逸文
  はじめに
  一 九条家本『神今食次第』所引「清涼御記」の紹介
  二 「清涼記」の成立年代
  三 「清涼記」と「新儀式」の異同
  おわりに
  九条家本『神今食次第』所引「清涼御記」逸文翻刻
第三章 九条家本『神今食次第』所引の「西記」と「二代御記」
  はじめに
  一 「西記」逸文の紹介
  二 「醍醐天皇御記」「村上天皇御記」などの新出逸文
  三 行幸と鈴印携行
  おわりに
  九条家本『神今食次第』所引「西記」「二代御記」逸文翻刻
第四章 『北山抄』巻十の錯簡とその復元
  はじめに
  一 稿本『北山抄』と前田本の相違点
  二 従来の研究とその問題点
  三 稿本の断裂部の復元
  四 稿本の編成過程と流布本への変化
  おわりに
第五章 『江家年中行事』と『年中行事秘抄』
  はじめに
  一 『江家年中行事』の著者とその成立年代
  二 『年中行事秘抄』の著者をめぐる議論
  三 大東急記念文庫本『年中行事秘抄』と『江家年中行事』
  四 『年中行事秘抄』の成立過程
  おわりに