十川 陽一/著 -- 吉川弘文館 -- 2013.1 -- 210.35

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 210.3/2013/ 00012557427 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 日本古代の国家と造営事業 ,
書名ヨミ ニホン コダイ ノ コッカ ト ゾウエイ ジギョウ
著者 十川 陽一 /著  
著者名ヨミ ソガワ,ヨウイチ
出版者 吉川弘文館
出版年 2013.1
ページ数, 大きさ 7,281,12p, 22cm
NDC10版 210.35
NDC8版 210.35
一般件名 日本-歴史-奈良時代 , 建設事業-日本 , 都城
ISBN 978-4-642-04602-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1980年千葉県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程史学専攻日本史学分野単位取得退学。日本学術振興会特別研究員(PD)。博士(史学)。
内容紹介 古代日本では、なぜ宮都や寺社などの大規模な造営事業が繰り返し行われたのか。8世紀を中心とした宮都の造営や、技術労働の実態を具体的に検証し、歴史的役割・意義を検討。律令国家の特質を解明する。

目次

序章
  はじめに
  一 宮都の造営
  二 日本古代の技術労働
  三 造営事業と律令制研究
  四 本論の構成
Ⅰ 日本古代の宮都造営
第一章 八世紀の宮都造営
  はじめに
  一 唐将作監と土工寮
  二 造宮省の職掌
  三 宮都造営における官人補任
  四 律令国家における宮都造営
  おわりに
第二章 唐将作監の歴史的位置
  はじめに
  一 歴代王朝の将作と唐将作監
  二 唐将作監の造営対象
  おわりに
第三章 日唐営繕令の構造と特質
  はじめに
  一 天聖営繕令について
  二 復原3・4について
  三 復原12・13について
  四 日本令について
  おわりに
第四章 日本古代の宮都造営の特質
  はじめに
  一 宮都造営事業の性格
  二 造営時の労働力徴発
  三 日本令における雑徭
  四 宮都造営と人心
  おわりに
Ⅱ 造営事業と技術労働
第一章 八世紀の木工寮と木工支配
  はじめに
  一 造営事業における木工寮
  二 八世紀の木工
  三 木工把握における木工寮
  おわりに
第二章 奈良時代の「所」と「大夫」
  はじめに
  一 「所」を運営する「大夫」
  二 その他の「大夫」の活動
  三 工人集団の展開
  おわりに
第三章 律令制下の技術労働力
  はじめに
  一 養老令と天聖令
  二 唐代における丁・匠
  三 日本令における丁・匠
  四 工人支配と民部省
  おわりに
第四章 石川氏と造営事業
  はじめに
  一 奈良時代の営造と石川氏
  二 「工官氏族」石川氏の再検討
  おわりに
第五章 内匠寮について
  はじめに
  一 内匠寮関連事業
  二 内匠寮の労働力
  三 内匠寮の成立
  四 内匠寮の展開
  おわりに
終章 律令国家と造営事業
  はじめに
  一 検討結果の総括
  二 律令国家における天皇家産機構と技術労働
  三 造営事業からみた律令国家