ロバート・フィリプソン/著 -- 三元社 -- 2013.3 -- 830.1

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 830.1/2013/ 00012589123 和書 帯出可 貸出中 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 言語帝国主義 ,
書名ヨミ ゲンゴ テイコク シュギ
副書名 英語支配と英語教育
著者 ロバート・フィリプソン /著, 平田 雅博 /ほか訳  
著者名ヨミ フィリプソン,ロバート , ヒラタ,マサヒロ
出版者 三元社
出版年 2013.3
ページ数, 大きさ 12,403p, 21cm
NDC10版 830.1
NDC8版 830.1
一般件名 英語学 , 言語社会学
ISBN 978-4-88303-330-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
注記 原タイトル:Linguistic imperialism
著者紹介 1942年イングランド生まれ。コペンハーゲン・ビジネススクール名誉教授。2010年ユネスコ・リングアパックス賞受賞。
内容紹介 英語はいかにして世界を支配したのか? 英語教育が果たしてきた役割とは? 世界言語となった英語の今日的な現象を探究し、言語政策・言語教育を批判的・総合的に論じる。

目次

第1章 ELT<英語教育>
  1.1.本書の目的
  1.2.万人のための英語?
  1.3.ELT「援助」の専門職的倫理的側面
第2章 英語、支配言語
  2.1.中核英語使用諸国における英語
  2.2.周辺英語諸国における英語
  2.3.言語の推進
  2.4.英語支配への反対
第3章 言語帝国主義
  3.1.用語法についての警句
  3.2.英語帝国主義の作業定義
  3.3.言語帝国主義と言語差別主義
  3.4.科学、メディア、教育における文化帝国主義
  3.5.国家、ヘゲモニー、ELT
第4章 言語帝国主義に関するこれまでの研究
  4.1.言語の普及
  4.2.言語社会学
  4.3.言語計画
  4.4.言語教育・言語習得の諸理論
  4.5.言語的人権
  4.6.2つのアプローチ、ウォードハフとカルヴェ
第5章 植民地支配の言語的遺産
  5.1.ご主人たちの言語
  5.2.植民地における教育言語政策と実践
  5.3.植民地の遺産としての英語の重要性
第6章 英米による英語の普及
  6.1.ブリティッシュ・カウンシルの起源と構造
  6.2.ELT拡大のためのイギリスの戦略
  6.3.アメリカによる英語の普及
  6.4.英米の協力
第7章 専門的職業の創出
  7.1.イギリスにおけるELTの学問的基盤の創出
  7.2.低開発諸国のためのELTと教育言語計画
  7.3.信条1:英語は英語で教えるのがもっともよい
  7.4.信条2:理想的な英語教師は母語話者である
  7.5.信条3:英語学習の開始は早いにこしたことはない
  7.6.信条4:英語に接する時間は長いにこしたことはない
  7.7.信条5:英語以外の言語の使用は英語の水準を低下させる
  7.8.小括:マケレレ会議の遺産
第8章 英語教育の現在
  8.1.ELT研究
  8.2.教育「援助」におけるELT
第9章 言語帝国主義の言説における論拠
  9.1.論拠の種類と権力の種類
  9.2.英語の内在的論拠
  9.3.英語の外在的論拠
  9.4.英語の機能的論拠
  9.5.言語の権力を行使するための手段
  9.6.ナミビアの言語計画における論拠
第10章 言語帝国主義とELT
  10.1.ELTの計画性
  10.2.資料の有効性
  10.3.ELTと帝国主義の研究