森田 宏樹/著 -- 有斐閣 -- 2013.8 -- 324.4

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 324.4/2013/ 00013623624 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 債権法改正を深める ,
書名ヨミ サイケンホウ カイセイ オ フカメル
副書名 民法の基礎理論の深化のために
著者 森田 宏樹 /著  
著者名ヨミ モリタ,ヒロキ
出版者 有斐閣
出版年 2013.8
ページ数, 大きさ 18,436p, 22cm
NDC10版 324.4
NDC8版 324.4
一般件名 債権法
ISBN 978-4-641-13656-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1962年岐阜県生まれ。東京大学法学部卒業。東北大学法学部教授等を経て、東京大学大学院法学政治学研究科教授。著書に「契約責任の帰責構造」など。
内容紹介 債権法改正の検討課題のうち過去に十分な議論の蓄積がないものなど、重要論点に多面的に光を当て、何が問題となるのかをその基礎から考えつつ、問題に対する理解・議論の深化を試みる。『法学教室』連載を単行本化。

目次

第1章 債務不履行責任における「帰責事由」
  第1節 買主が悪意の場合における他人の権利の売主の責任
  Ⅰ.はじめに
  Ⅱ.買主が悪意の場合における売主の責任に関する基本方針の提案
  Ⅲ.買主が悪意の場合における売主の責任に関する判例法理
  Ⅳ.「手段債務」としての権利移転義務
  Ⅴ.おわりに
  第2節 手段債務における債務不履行と免責事由の要件相互の関係
  Ⅰ.はじめに
  Ⅱ.債務不履行に基づく損害賠償責任の帰責根拠の考え方
第2章 双務契約における一方の債務と反対給付債務の牽連性
  第1節 危険負担の解除権構成
  Ⅰ.はじめに
  Ⅱ.危険負担の解除権構成の妥当領域
  Ⅲ.危険負担の解除権構成の当否
  Ⅳ.おわりに
  第2節 賃借物の使用収益と賃料債権との関係
  Ⅰ.はじめに
  Ⅱ.賃借物を使用収益しえない場合における賃料債権の不発生
  Ⅲ.判例法理に対する学説の評価
第3章 賃貸人の地位の移転と敷金の承継
  Ⅰ.旧賃貸人の敷金返還債務の履行担保責任
  Ⅱ.敷金契約の理論的意義
  Ⅲ.賃貸人の地位の移転に伴う敷金契約の移転の法的根拠
  Ⅳ.敷金の承継を併存的債務引受と捉える見解の検討
  Ⅴ.旧所有者に法定の保証責任を課す政策的な必要性の有無
  Ⅵ.おわりに
第4章 諾成的消費貸借における要物性の意義
  Ⅰ.要物契約の諾成契約化
  Ⅱ.諾成的消費貸借の承認
  Ⅲ.返還債務の発生における要物性
  Ⅳ.「貸す債務」の法的拘束力と要物性
  Ⅴ.「借りる義務」の法的拘束力と要物性
  Ⅵ.消費貸借の諾成契約化と消費貸借の予約の法的意義
  Ⅶ.おわりに
第5章 預金債権の消滅時効
  Ⅰ.預金債権の消滅時効の起算点
  Ⅱ.初期の判例と学説の議論状況
  Ⅲ.近時の判例の展開
  Ⅳ.睡眠口座に関する法的規律
  Ⅴ.総合的検討
第6章 債権者代位権の「転用」と特定債権の保全
  Ⅰ.債権者代位権の2類型の明文化
  Ⅱ.「特定債権」の保全と債権者代位権制度の「転用」
  Ⅲ.債権者代位権の「転用」の変容
  Ⅳ.債権者代位権の「転用」をめぐる学説に対する評価
  Ⅴ.特定債権の保全類型の一般規定の意義
  Ⅵ.特定債権の保全類型の一般規定の要件論