三辻 利一/著 -- 同成社 -- 2013.11 -- 210.025

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一般 一般資料室 210.2/2013/ 00013645957 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 新しい土器の考古学 ,
書名ヨミ アタラシイ ドキ ノ コウコガク
著者 三辻 利一 /著  
著者名ヨミ ミツジ,トシカズ
出版者 同成社
出版年 2013.11
ページ数, 大きさ 4,219p, 27cm
NDC10版 210.025
NDC8版 210.2
一般件名 土器 , 考古学-日本 , エックス線分光分析
ISBN 978-4-88621-646-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1935年福井県生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程中退。同大学理学博士。奈良教育大学名誉教授、鹿児島国際大学国際文化学科客員教授。著書に「古代土器の産地推定法」など。
内容紹介 蛍光X線分析法による「須恵器産地推定法」の開発の経緯と、「須恵器産地推定法」の考え方を解説するとともに、この方法を適用して、消費地遺跡から出土した種々の時代の土器遺物の産地問題を研究する方法も提示する。

目次

第1章 土器遺物の考古科学的研究
  1.土器遺物の考古科学的研究の始まり
  2.土器遺物とは何か
  3.岩石、粘土、製品土器、土器遺物
  4.日本産土器の系譜
第2章 蛍光X線分析法とはどのような分析法か
  1.電磁波としてのX線
  2.蛍光X線分析の原理
第3章 土器遺物の考古科学的研究における分析化学
  1.蛍光X線分析法と放射化分析法
  2.分析対象の選択
  3.地域差を示す元素の発見
  4.K-Ca、Rb-Sr分布図
  5.母集団と試料集団
  6.JG-1による標準化法
第4章 窯跡出土須恵器の分析化学的研究
  1.小さな地域差と大きな地域差
  2.各地の窯跡群出土須恵器にみられる地域差
第5章 ビーチサンドの分析化学的研究
第6章 花崗岩類の分析化学的研究
  1.花崗岩類の地域差とその原因
  2.花崗岩類のベルト帯
  3.花崗岩類と窯跡群出土須恵器の関係
第7章 須恵器産地推定法
  1.窯跡群出土復恵器の相互識別
  2.試科集団の試科の分散分布とその分布式
  3.HottellingのT[2]検定
  4.須恵器産地推定法
  5.須恵器産地推定法の適用
第8章 古墳出土須恵器の産地問題の研究
  1.九州地方の須恵器
  2.四国地方の須恵器
  3.中国地方の須恵器
  4.朝鮮半島の陶質土器
  5.近畿地方の須恵器
  6.北陸地方の須恵器
  7.中部地方の須恵器
  8.関東地方の須恵器
  9.東北地方の須恵器
第9章 陶邑産須恵器の伝播
第10章 埴輪の生産・供給問題の研究
  1.窯跡群出土埴輪の生産と供給
  2.古墳群出土埴輪の化学特性
  3.古墳での埴輪配置と胎土との関係
第11章 その他の土器の胎土研究の方法
  1.律令体制下の須恵器の生産・供給問題
  2.中世陶器の生産・供給問題
  3.縄文土器、弥生土器、土師器の伝播
第12章 分析化学者からみた土器遺物の考古科学的研究