パオロ・マッツァリーノ/著 -- 河出書房新社 -- 2014.2 -- 150

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
児童 子ども室 150/2014/ 00013476999 児童和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 偽善のすすめ ,
書名ヨミ ギゼン ノ ススメ
副書名 10代からの倫理学講座
叢書名 14歳の世渡り術
著者 パオロ・マッツァリーノ /著  
著者名ヨミ パオロ マッツァリーノ
出版者 河出書房新社
出版年 2014.2
ページ数, 大きさ 210p, 19cm
NDC10版 150
NDC8版 150
一般件名 倫理学
ISBN 978-4-309-61683-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 イタリア生まれ。戯作者。日本文化に造詣が深い。著書に「反社会学講座」「つっこみ力」など。
児童内容紹介 どんなに善良な心を持っていても、実行しなければ意味がない。よかれと思ってやったことが、相手を傷つけることもある。ならば、不純な気持ちでも結果的にいいことをしている偽善者のほうが世の中をよくしているのでは?歴史を踏まえ、本当の倫理とは何かを考える。
内容紹介 動機が純粋ならば、ひとを傷つけてもいいの? 不純な気持ちでひとに親切にしたら、いけないの? 倫理学と社会学から、誰も知らない偽善の真実に迫る。

目次

登場人物紹介
第1章 偽善って、なんだろう
  ◆スジを通す男
  ◆電車で席を譲るのは偽善?
  ◆偽善は本当にいけないの?
  ◆偽善者のフリをするのは、いいひとである
  ◆偽善者はだれだ
  ◆偽善はだれかを救う
第2章 偽善の実態を見てみよう
  ◆古い雑誌
  ◆むかしの高校生は偽善に悩んでいた
  ◆偽善者テスト
  ◆偽善と偽悪とヒポクリシー
  ◆寄付は偽善なのか
  ◆ディベートはつまらない
  ◆根拠のない話はするな
  ◆日本人は冷たい?
  ◆日本人はいくらぐらい寄付をしてるのか
第3章 偽善くん波瀾万丈 下積み艱難辛苦編
  ◆世界初の偽善批判
  ◆聖書のなかの“偽善”
  ◆偽善者が主役のフランス演劇
  ◆ドイツ哲学と偽善
  ◆日本初の“偽善”
  ◆なかなか広まらなかった“偽善”
  ◆辞書の“偽善”のルーツ
  ◆明治中期の国語辞典
  ◆明治後期の英和辞典
第4章 偽善くん波瀾万丈 成り上がり絶頂編
  ◆中野好夫の「悪人礼賛」
  ◆福田定良の「偽善者礼賛」
  ◆すべての人間は偽善者である
  ◆偽善の罠
  ◆偽善と化けの皮
  ◆偽善者でなければしあわせなのか?
第5章 偽善くん波瀾万丈 暗雲凋落編
  ◆まだまだ続くよ、偽善肯定論
  ◆丸山眞男とラ・ロシュフーコー
  ◆世間の主流は偽善否定
  ◆七〇年代は消極的な偽善肯定
  ◆偽善が大嫌いな雑誌
  ◆八〇年代・偽善氷河期の到来
  ◆談志と欽ちゃん
  ◆中身のない偽善
  ◆数少ない偽善肯定派
第6章 偽善くん波瀾万丈 不死鳥編-偽善者になろう
  ◆五〇・六〇年代に偽善肯定論が登場した理由
  ◆偽善再評価のきざし?
  ◆『偽善入門』への違和感
  ◆パオロ流偽善のすすめ
  ◆大切なのは、動機や気持ちでなく、結果なのだ
偽善年表
参考文献一覧