松永 澄夫/著 -- 東信堂 -- 2014.4 -- 104

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 104/2014/ 00013713870 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 価値・意味・秩序 ,
書名ヨミ カチ イミ チツジョ
副書名 もう一つの哲学概論:哲学が考えるべきこと
著者 松永 澄夫 /著  
著者名ヨミ マツナガ,スミオ
出版者 東信堂
出版年 2014.4
ページ数, 大きさ 25,498p, 21cm
NDC10版 104
NDC8版 104
一般件名 哲学
ISBN 978-4-7989-1195-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1947年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科中退。立正大学教授、東京大学名誉教授。著書に「哲学史を読む」「音の経験」「言葉の力」など。
内容紹介 自己、生活、社会、死等を巡って、日常的な言葉で考察を語り進めると同時に、重要な諸概念の発生の順序を、それらを支える諸文脈とともに明らかにしてゆく或る考える仕方、すなわち「哲学する」仕方を具現化する。

目次

第1章 自分が書き込まれた地図を描く
  はじめに
  第1節 既に成立してしまっている<私>
  第2節 地図のエレメント
  第3節 人との向き合い
  第4節 人の世界への参入と、人との交渉
第2章 地図の地図
  第1節 哲学のイメージ
  第2節 問う人間
  第3節 地図の比喩
  第4節 骨組み概念の成立条件・順序
第3章 生活と思索と言葉
  第1節 哲学的思索
  第2節 哲学の方法と言葉
第4章 価値・意味・秩序
  第1節 価値の在処
  第2節 社会秩序と政治・文化
  第3節 意味を生きる
  第4節 豊かさと浮遊する諸評価
  結び 自己のアイデンティティと社会・よき生
  付論 情報の海という人工世界の中で
第5章 人の社会の秩序をつくるもの
  第1節 人の社会の多様性と多様性を可能にする二つの条件
  第2節 方法論的考察と見取り図
  第3節 社会の成立が抱え込む諸課題
第6章 現実性の強度と秩序
  第1節 「私」と「世界」
  第2節 生命と物質の秩序
  第3節 存在概念の拡張
第7章 在ることと為すこと
  はじめに
  第1節 体と私
  第2節 人の介入・人への訴え
  第3節 人に求められて
  第4節 知覚世界の肌触り
  第5節 時間を組織する
  第6節 想いと情感
第8章 諸価値のもとでの自己の定位
  第1節 哲学の営み
  第2節 価値意識のもとでの自己の定位・自己了解
  第3節 目的の概念と価値の概念の交錯
  第4節 私の獲得
第9章 死の観念に映された生の姿
  第1節 卑近な死・生物として生きていること
  第2節 限界としての死・生きる権利
  第3節 到達点としての死・家族と人生の諸段階
  第4節 力の絶対的消滅としての死・労働と政治
  第5節 永遠の不在としての死・経験の流れと心