網中 昭世/著 -- 山川出版社 -- 2014.11 -- 245.8

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 245.8/2014/ 00013763370 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 植民地支配と開発 ,
書名ヨミ ショクミンチ シハイ ト カイハツ
副書名 モザンビークと南アフリカ金鉱業
叢書名 山川歴史モノグラフ
著者 網中 昭世 /著  
著者名ヨミ アミナカ,アキヨ
出版者 山川出版社
出版年 2014.11
ページ数, 大きさ 213,85p, 22cm
NDC10版 245.8
NDC8版 245.8
一般件名 モザンビーク-歴史 , 植民政策-歴史 , ポルトガル-対外関係-モザンビーク-歴史 , 外国人労働者 , 鉱業-南アフリカ(国名)
ISBN 978-4-634-67386-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1976年生まれ。津田塾大学大学院国際関係研究科後期博士課程(国際関係論専攻)単位取得退学。博士(国際関係学)。同大学国際関係研究所研究員。
内容紹介 モザンビークから南アフリカへの移民労働をめぐる問題に焦点をあて、南アフリカの鉱山開発に必要とされる移民労働者の供給を実現するための構造が、国際的な植民地支配の体制のなかで構築されてきた過程を検討する。

目次

序章 南部アフリカへの視座
  1 世界史のなかの南部アフリカ
  2 モザンビークをめぐる研究の現状
  3 植民地主義の構造的把握に向けて
第一章 アフリカ人社会の動態と労働市場の形成
  1 ムフェカネとモザンビーク南部社会
  2 外部世界との接合
  3 奴隷制の廃止と「賃金労働者」の創出
第二章 帝国主義的世界におけるモザンビーク
  1 ヨーロッパにおけるポルトガルの周辺性
  2 南部アフリカにおける帝国主義の展開
  3 植民地主義の実践とその枠組み
第三章 南アフリカ鉱業とポルトガル・南アフリカ政府間協定
  1 鉱業開発とアフリカ人労働者
  2 南アフリカ戦争とポルトガル・南アフリカ政府間協定
第四章 列強の政治力学と植民地モザンビーク
  1 労働力供給地モザンビークと低開発
  2 ポルトガル・南アフリカ政府間協定の変遷
  3 ポルトガル・南アフリカ政府間協定の財政的意義
第五章 移民送り出しとその社会的影響
  1 モザンビーク南部社会へのムフェカネの余波
  2 アルコール市場をめぐる入植者とアフリカ人農民女性の競合
  3 捕捉されないアフリカ人農民女性
終章 植民地主義の構造的遺産
  1 南部アフリカ地域における支配構造の構築
  2 植民地主義の構造的遺産と南部アフリカ社会の変容