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1 件中、 1 件目
「日本人と英語」の社会学
貸出可
寺沢 拓敬/著 -- 研究社 -- 2015.1 -- 830.7
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所蔵館
所蔵場所
請求記号
資料番号
資料区分
帯出区分
状態
一般
一般資料室
830.7/2015/
00013783576
和書
帯出可
在庫
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資料詳細
タイトル
「日本人と英語」の社会学 ,
書名ヨミ
ニホンジン ト エイゴ ノ シャカイガク
副書名
なぜ英語教育論は誤解だらけなのか
著者
寺沢 拓敬
/著
著者名ヨミ
テラサワ,タクノリ
出版者
研究社
出版年
2015.1
ページ数, 大きさ
14,284p, 21cm
NDC10版
830.7
NDC8版
830.7
一般件名
英語教育
ISBN
978-4-327-37821-9
著者紹介
1982年長野県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。日本学術振興会特別研究員PD、オックスフォード大学ニッサン日本問題研究所客員研究員。
内容紹介
「これからの社会人に英語は必要不可欠」「日本人は世界で一番の英語下手」など、「日本人と英語」についての様々な言説を、計量分析の手法を用いて批判的に検証し、英語学習や英語教育の実態を浮き彫りにする。
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目次
序章 はじめに
「日本人」と英語の関係を探る意義
社会統計分析という方法
分析の基本方針
使用データ
用語に関する注記
統計分析に関する注記
本書の構成
第Ⅰ部 英語力・英語使用
第1章 英語力
1.1 JGSSの英語力設問
1.2 WPS-2000の英語力設問
1.3 「日本人英語話者」の特徴(1)-政治意識
1.4 「日本人英語話者」の特徴(2)-情報への接触
1.5 まとめ
補節 自己評価型設問の使用について
第2章 教育機会
2.1 英語力の獲得機会
2.2 データ
2.3 英語ができる人の割合、その推移
2.4 英語教育機会のメカニズム
2.5 まとめ
補節 東アジア4地域の場合
第3章 英語力の国際比較
3.1 「日本人は英語下手」言説
3.2 データ
3.3 各国の英語力保持者
3.4 年齢構成による差
3.5 教育レベル・職業階層・裕福さ
3.6 「恵まれた」人々の英語力
3.7 TOEFLスコアは実態をとらえているか
3.8 まとめ
第4章 英語使用
4.1 英語使用の必要性と英語教育論
4.2 データ
4.3 英語使用と世代
4.4 英語使用とジェンダー
4.5 まとめ
補節 英語使用の必要性から見た英語教育政策論
第Ⅱ部 語学
第5章 英語学習熱
5.1 英語学習者の規模
5.2 「女性は英語好き」言説
5.3 英語学習目的
5.4 他の文化活動との比較
5.5 まとめ
第6章 英語学習者数の推移
6.1 英語ブームは昔からあった
6.2 データ
6.3 英語学習者数の推移
6.4 ジェンダーとの対応関係
6.5 どのような女性が英語を学んだか?
6.6 まとめ
第7章 英語以外の外国語の学習に対する態度
7.1「日本=多言語社会」に対する「日本人」の態度
7.2 「あなたは何語を学ぶことに興味がありますか」
7.3 基本属性との連関
7.4 外国人との接触
7.5 英語使用・英語学習との関係
7.6 まとめ
第Ⅲ部 仕事
第8章 必要性(1)
8.1 データ
8.2 仕事での英語使用
8.3 英語の必要感
8.4 英語の有用感
8.5 職種・産業との関係
8.6 その他の就労者属性との関係
8.7 まとめ-仕事での英語の必要性
第9章 必要性(2)
9.1 現在の英語使用:2002→2008
9.2 過去1年の英語使用:2006→2010
9.3 英語使用減少の背景
9.4 まとめ
第10章 賃金
10.1 人的資本としての英語力
10.2 英語力と賃金-2000年、都市部常勤職者の場合
10.3 英語力と賃金-2010年、全就労者の場合
10.4 まとめ
第11章 職業機会
11.1 日本の仕事現場の不平等要因
11.2 英語が必要な業務への配属における男女差
11.3 まとめ
第Ⅳ部 早期英語教育
第12章 早期英語教育熱
12.1 小学校英語を支持する世論、3つのタイプ
12.2 「英語教育はいつから始めるのがよいですか?」
12.3 早期英語志向に影響を与える要因
12.4 まとめ
第13章 早期英語学習の効果
13.1 先行研究
13.2 データ
13.3 早期英語学習経験の効果
13.4 まとめ
終章 データ分析に基づいた英語言説批判
データから見た日本の英語教育政策の問題
英語教育研究と社会科学
「日本人と英語」という思考様式をめぐる誤謬
結び-適確な実態把握、正しい未来像
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