赤枝 尚樹/著 -- ミネルヴァ書房 -- 2015.3 -- 361.78

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 361.7/2015/ 00013796032 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 現代日本における都市メカニズム ,
書名ヨミ ゲンダイ ニホン ニ オケル トシ メカニズム
副書名 都市の計量社会学
叢書名 MINERVA社会学叢書
著者 赤枝 尚樹 /著  
著者名ヨミ アカエダ,ナオキ
出版者 ミネルヴァ書房
出版年 2015.3
ページ数, 大きさ 4,227p, 22cm
NDC10版 361.78
NDC8版 361.78
一般件名 都市社会学 , ソシオメトリー
ISBN 978-4-623-07196-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1983年岡山県生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了、博士(人間科学、大阪大学)。関西大学社会学部助教。
内容紹介 現代日本における都市の実像とは? 全国データに最先端の計量手法であるマルチレベル分析を適用した分析を行うと同時に、主要な都市理論を総合的に検討し、現代日本の都市のメカニズムを解明する。

目次

序章 現代日本における都市の計量社会学の意義
  1 都市の世紀の到来と繰り返される都市のイメージ
  2 都市社会学の問題意識と現代日本における意義
  3 都市の計量社会学的アプローチと本書の位置づけ
  4 本書の構成
第Ⅰ部 都市メカニズム解明のための理論と方法
第1章 ワース理論とそれに対する批判
  1 都市社会学前史
  2 ワースらシカゴ学派による社会解体論の議論
  3 シカゴ学派による都市理論の特徴と人間生態学への注目
  4 ガンズらによる非生態学的立場の議論
  5 非生態学的立場による議論の特徴とその意図せざる結果
第2章 フィッシャー・ウェルマンによる第三の潮流と本書の検討課題
  1 フィッシャー下位文化理論の議論
  2 ウェルマンによるコミュニティ解放論の議論
  3 第三の潮流の特徴とその後の展開
  4 都市社会学における三つの潮流と主張の差異
  5 日本における都市理論の検討と本書の検討課題
第3章 都市理論の諸前提
  1 主要な都市理論に共通する四つの前提
  2 前提(1):都市-農村を連続体(都市度)としてとらえる
  3 前提(2):都市度の異なる居住地を一つの国のなかで比較する
  4 前提(3):都市度を人口の集中の観点からとらえる
  5 前提(4):個人属性の効果を考慮したうえで都市度の効果を検討する
  6 その他の前提
  7 まとめ
第4章 都市の計量社会学の方法とその発展
  1 都市理論を再現するための方法とその発展
  2 都市理論を表現可能なデータを集める(1)
  3 都市理論を表現可能なデータを集める(2)
  4 都市理論を再現するための統計解析手法
  5 まとめ
第Ⅱ部 現代日本の都市メカニズム
第5章 現代日本におけるコミュニティ問題の検討
  1 現代日本においてコミュニティ問題を問う意味
  2 コミュニティ問題に対する三つの回答と日本における先行研究
  3 データとモデル・変数
  4 コミュニティ問題に関するマルチレベル分析
  5 まとめと議論
第6章 都市は同類結合を促進するか
  1 日本における下位文化理論の適用可能性
  2 下位文化理論と同類結合
  3 本章での検討課題
  4 データ・変数・分析方法
  5 分析
  6 まとめと議論
第7章 現代日本と都市疎外理論
  1 古典的議論としての都市疎外理論と現代日本
  2 都市疎外理論と都市的疎外の諸形態
  3 データとモデル・変数
  4 都市的疎外の三つの形態に関するマルチレベル分析
  5 まとめと議論
第8章 現代日本における非通念性の規定構造
  1 非通念性に対する複数の視点
  2 非通念性と二つの下位概念
  3 非通念性の規定構造に関する二つの仮説
  4 データ・変数・モデル
  5 分析
  6 まとめと議論
終章 現代日本の都市的生活様式とその生成メカニズム
  1 本書のアプローチと分析結果のまとめ
  2 本書の検討課題に対する結論
  3 本書における新たな知見
  4 今後の展開可能性
  5 おわりに