石津 達也/著 -- 東洋出版 -- 2015.6 -- 121.5

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一般 一般資料室 121.5/2015/ 00014010318 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 幕末と中国清末 ,
書名ヨミ バクマツ ト チュウゴク シンマツ
副書名 「託古改制」からみた比較思想史
著者 石津 達也 /著  
著者名ヨミ イシズ,タツヤ
出版者 東洋出版
出版年 2015.6
ページ数, 大きさ 5,389p, 20cm
NDC10版 121.5
NDC8版 121.5
一般件名 日本思想-歴史 , 中国思想-歴史
ISBN 978-4-8096-7774-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
内容紹介 日中両国の世界への対応の差異が典型的に表れた幕末・清末。明治維新のシナリオを書いた横井小楠、明治維新に範をとった戊戌変法を開始した康有為など、3組6人の思想家を比較し、両国の差異を明らかにする。

目次

序章 「託古改制」から見た、十九世紀、東アジア(幕末・晩清)に於ける思想史の展開
  はじめに
  「託古改制」とは何か
第一章 佐久間象山と馮桂芬
  一 序論
  二 佐久間象山の思想
  三 馮桂芬の洋務思想と象山との比較
  四 結論
第二章 横井小楠と康有為
  一 横井小楠の活動概説
  二 小楠の「託古改制」の本質
  三 日本、特に徳川期における儒教文化の浸透度について
  四 康有為と清末変法派
  五 朱九江の学問と託古改制
  六 西学・仏典とユートピア思想の萌芽
  七 『新学偽経考』(一八九一)
  八 『孔子改制考』(一八九七)
  九 康有為は「儒学の徒か」
第三章 吉田松陰と章炳麟
  一 革命派とは何か
  二 吉田松陰と革命思想
  三 章炳麟の革命思想
  四 各論点における松陰との比較
  五 結論
終章 総括
  序
  一 思想と「言語空間」
  二 中国における「託古改制」の諸相
  三 日本における「託古改制」の諸相
  四 「紐帯」形成のための「託古統合(思想)」