大西 広/著 -- 慶應義塾大学出版会 -- 2015.8 -- 331.6

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 331.6/2015/ 00014033252 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル マルクス経済学 ,
書名ヨミ マルクス ケイザイガク
並列タイトル Marxian economics
著者 大西 広 /著  
著者名ヨミ オオニシ,ヒロシ
出版者 慶應義塾大学出版会
出版年 2015.8
ページ数, 大きさ 9,294p, 21cm
NDC10版 331.6
NDC8版 331.6
一般件名 経済学-社会主義
ISBN 978-4-7664-2248-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1956年京都府生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。経済学博士(京都大学)。慶應義塾大学経済学部教授。著書に「環太平洋諸国の興亡と相互依存」など。
内容紹介 マルクスの経済理論を明快に解説。現代経済学の中にマルクス経済学を位置付け直すことで、今日の経済現象を把握し、諸課題に取り組むための有効な思考・分析枠組みとして再構成する。進化経済学の成果等も取り入れた第2版。

目次

第1章 マルクスの人間論
  Ⅰ 土台としての生産活動
  Ⅱ 上部構造の唯物論的理解
  Ⅲ 土台が上部構造を規定するとはどういうことか
第2章 商品生産社会としての資本主義
  Ⅰ 商品生産が一般化する条件としての生産力
  Ⅱ 取引される生産物としての商品-具体化された唯物論的人間観としての商品交換
  Ⅲ 特殊な商品としての貨幣-具体化された唯物論的人間観としての貨幣目的
  Ⅳ 自己増殖する貨幣としての資本-具体化された企業の生産目的としての利潤
第3章 工業社会としての資本主義
  Ⅰ 「労働指揮権」としての資本
  Ⅱ 剰余価値の量的変動
  Ⅲ 非工業部門における「産業革命」と資本主義化
第4章 資本主義の発展と死滅
  Ⅰ 資本主義の生成・発展・死滅を説明するモデル-マルクス派最適成長モデル
  Ⅱ 蓄積捨象の場合の再生産条件-単純再生産
  Ⅲ 剰余価値の資本への転化-拡大再生産
  Ⅳ 資本主義的蓄積の一般的傾向-資本主義的蓄積の終焉
  Ⅴ 原始的蓄積と国家資本主義
第5章 資本主義的生産における剰余価値の諸部門への分配
  Ⅰ 『資本論』の課題と構成
  Ⅱ 資本の循環、回転および社会的再生産-資本の流通過程
  Ⅲ 利潤、利子、地代への剰余価値の分配-資本主義的生産の総過程
第6章 資本主義的生産に先行する諸形態
  Ⅰ 迂回生産システムの飛躍的発展としての農業革命
  Ⅱ 手工業における前封建制社会と封建制社会
  Ⅲ サルが人間になるについての狩猟の役割
補論1 マルクス派最適成長論の分権的市場モデル
補論2 階級関係を組み込んだマルクス派最適成長モデルとその含意
補論3 牛耕の導入と普及による農家経営規模格差の変動モデル
数学付録 動学的最適化問題の解法について