橘 礼吉/著 -- 白水社 -- 2015.10 -- 384.35

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 384.3/2015/ 00014042550 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 白山奥山人の民俗誌 ,
書名ヨミ ハクサン オクヤマビト ノ ミンゾクシ
副書名 忘れられた人々の記録
著者 橘 礼吉 /著  
著者名ヨミ タチバナ,レイキチ
出版者 白水社
出版年 2015.10
ページ数, 大きさ 12,598p, 23cm
NDC10版 384.35
NDC8版 384.35
一般件名 山村 , 白山市-風俗
ISBN 978-4-560-08468-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks
著者紹介 1931年生まれ。金沢大学教育学部卒。加能民俗の会名誉会長、石川県立歴史博物館運営審議会審議員、白山自然保護研究会会員。「白山麓の焼畑農耕」で第34回柳田國男賞を受賞。
内容紹介 集団で生活する集落を離れて、山地や森の中に直接住居を構える「出作り」。小屋作り、熊狩り、笠木取り、雪との闘い…。白山麓最奥の豪雪地で一軒家の「出作り」を営む山の民の詳細な生態誌。

目次

序章 奥山人と出作り
第一章 奥山人の生活様式「出作り」とは
第二章 糧・稼ぎのため奥山に入る
  一 水平方向に進出した越前側越境出作り
  二 垂直方向へ進出した極高出作り群
第三章 豪雪山中の一軒家出作りの特色
  一 分家出作り住居・ネブキ小屋と小屋場
  二 焼畑のヤマグワ栽培で繭の多収量をめざした出作り
  三 高地出作りの強風避難小屋(ヌケ小屋)
  四 木の実・果実を食料源とした出作りの植栽実態
  五 出作りが鉱山経営を手がけた稀な事例
第四章 稼ぎのため岳・谷・岩場に分け入る
  一 春、猟場で熊を獲る
  二 商品としての熊の皮
  三 商品としての熊の胆
  四 春、越境して笠木を採る・盗る
  五 夏、水源でワサビを作る
  六 夏、源流域でサクラマス・イワナを獲る
  七 夏・冬、白山登山者を案内する
  八 夏、白山室堂へ物・人を運ぶ
  九 初秋、越境ワサビ半栽地へ行く
第五章 四季の暮らし
  一 かんじき
  二 雪崩の遭遇談
  三 雪橇
  四 屋根雪との闘い
  五 バイウチで兎を威嚇して獲る
  六 子供の雪遊びとその掛け声
  七 狩りの終り・始めに熊を弔う
  八 里帰りに雪の稜線をゆく
  九 梅雨明けに百年に一度の山津波に遭う