高山 大毅/著 -- 東京大学出版会 -- 2016.2 -- 121.56

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一般 一般資料室 121.5/2016/ 00014098255 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 近世日本の「礼楽」と「修辞」 ,
書名ヨミ キンセイ ニホン ノ レイガク ト シュウジ
副書名 荻生徂徠以後の「接人」の制度構想
著者 高山 大毅 /著  
著者名ヨミ タカヤマ,ダイキ
出版者 東京大学出版会
出版年 2016.2
ページ数, 大きさ 8,399,4p, 22cm
NDC10版 121.56
NDC8版 121.56
一般件名 古学派
個人件名 荻生 徂徠
ISBN 978-4-13-036258-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1981年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。駒澤大学文学部講師。専攻は近世日本漢文学、近世日本思想史。
内容紹介 「接人」の制度構想という視角から、近世日本の「礼楽」と「修辞」に関して、荻生徂徠以後の思想潮流に焦点を絞って考察。あわせて「礼楽」の具体的な制作や「修辞」の実践についても取り上げる。

目次

序章
  一 率直と婉曲
  二 「東アジア儒学史」との関係
第一部 「礼楽」
第一章 聖人の「大道術」
  一 はじめに
  二 「礼」の学習
  三 「礼楽」論の資源
  四 「接人」の領域と「礼楽制度」
  五 小括
第二章 「器」の支配
  一 はじめに
  二 徂徠学派と博泉
  三 「器」
  四 「古学校」
  五 小括
第三章 「礼」の遊芸化
  一 はじめに
  二 「投壼先生」田中江南
  三 投壼復興
  四 「神道」と「学校」
  五 小括
第四章 遅れてきた「古学」者
  一 はじめに
  二 正志齋と宋学
  三 正志齋と仁齋学
  四 正志齋と徂徠学
  五 「封建」の制
  六 小括
第二部 「修辞」
第五章 「人情」理解と「断章取義」
  一 はじめに
  二 「人情」理解
  三 「断章取義」
  四 小括
第六章 古文辞派の詩情
  一 はじめに
  二 『絶句解』
  三 『唐後詩絶句解国字解』
  四 注釈の実例
  五 小括
第七章 『滄溟先生尺牘』の時代
  一 はじめに
  二 流行の要因
  三 注釈書
  四 尺牘の制作
  五 小括
第八章 説得は有効か
  一 はじめに
  二 「君子」の討議-荻生徂徠
  三 「歌」の優位-賀茂真淵・本居宣長
  四 説得批判の極北-富士谷御杖
  五 小括
終章