小倉 義光/著 -- 東京大学出版会 -- 2016.3 -- 451

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 451/2016/ 00014104152 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 一般気象学 ,
書名ヨミ イッパン キショウガク
著者 小倉 義光 /著  
著者名ヨミ オグラ,ヨシミツ
出版者 東京大学出版会
出版年 2016.3
ページ数, 大きさ 10,308p, 21cm
NDC10版 451
NDC8版 451
一般件名 気象学
ISBN 978-4-13-062725-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1922年神奈川県生まれ。東京大学理学部地球物理学科卒業。イリノイ大学名誉教授、日本気象学会名誉会員、アメリカ気象学会フェロー、理学博士(東京大学)。著書に「総観気象学入門」など。
内容紹介 気象学を学ぶ人、気象予報士試験受験者から「バイブル」と支持される定番テキスト。気象学の基本的項目を平易かつコンパクトに解説する。地球環境問題などに関する新しい知見を追加した第2版補訂版。

目次

序章
第1章 太陽系のなかの地球
  1.1 太陽の概観
  1.2 惑星の大気
  1.3 地球大気の起源と進化
第2章 大気の鉛直構造
  2.1 対流圏と成層圏
  2.2 オゾン層とオゾンホール
  2.3 電離層
  2.4 熱圏
  2.5 外気圏と地球脱出速度
第3章 大気の熱力学
  3.1 理想気体の状態方程式
  3.2 静水圧平衡
  3.3 高層気象観測と高層天気図
  3.4 熱力学の第一法則
  3.5 乾燥断熱減率と温位
  3.6 相変化
  3.7 大気中の水分
  3.8 湿潤断熱減率
  3.9 大気の静的安定度
第4章 降水過程
  4.1 水滴の生成
  4.2 エーロゾルと凝結核
  4.3 凝結過程による雲粒の成長
  4.4 併合過程による雨粒の成長
  4.5 氷晶の生成と氷晶核
  4.6 氷粒子の成長
  4.7 雲の分類
  4.8 霧
第5章 大気における放射
  5.1 入射する太陽放射量
  5.2 黒体放射とプランクの法則
  5.3 放射平衡温度と太陽放射・地球放射
  5.4 地球大気による吸収
  5.5 温室効果
  5.6 放射平衡にある大気の温度の高度分布
  5.7 散乱
  5.8 地球大気の熱収支
第6章 大気の運動
  6.1 ニュートンの力学の法則
  6.2 見かけの力(コリオリの力)
  6.3 風と気圧場の関係(地衡風)
  6.4 風と気圧場と温度場の関係(温度風)
  6.5 地表面摩擦の影響
  6.6 エクマン境界層と湧昇
  6.7 大気の境界層
  6.8 いろいろな運動のスケール
  6.9 発散・収束と渦度
第7章 大規模な大気の運動
  7.1 ハドレーが描いた大気の大循環
  7.2 地球をめぐる大気の流れⅠ
  7.3 地球をめぐる大気の流れⅡ
  7.4 モンスーン
  7.5 偏西風帯の波動と温帯低気圧
  7.6 傾圧不安定波
  7.7 前線形成過程
  7.8 数値予報と数値実験
第8章 メソスケールの気象
  8.1 ベナール型対流
  8.2 降水セルと雷雨
  8.3 降水セルの世代交代(自己増殖)
  8.4 団塊状のメソ対流系
  8.5 線状のメソ対流系
  8.6 梅雨期の集中豪雨
  8.7 台風の概観
  8.8 台風の構造と発達
  8.9 海陸風と山谷風
第9章 成層圏と中間圏内の大規模な運動
  9.1 なぜ成層圏や中間圏に興味があるのか
  9.2 中層大気の大循環
  9.3 成層圏の突然昇温
  9.4 準二年周期の変動
第10章 気候の変動
  10.1 過去100万年の気候
  10.2 地球温暖化
  10.3 エルニーニョ
  10.4 気候システム
  10.5 決定論的カオスと天気予報