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1 件中、 1 件目
日本のサル
貸出可
辻 大和/編 -- 東京大学出版会 -- 2017.5 -- 489.95
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所蔵館
所蔵場所
請求記号
資料番号
資料区分
帯出区分
状態
一般
一般資料室
489.9/2017/
00014217061
和書
帯出可
在庫
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資料詳細
タイトル
日本のサル ,
書名ヨミ
ニホン ノ サル
並列タイトル
Monkeys of Japan
副書名
哺乳類学としてのニホンザル研究
著者
辻 大和
/編,
中川 尚史
/編
著者名ヨミ
ツジ,ヤマト , ナカガワ,ナオフミ
出版者
東京大学出版会
出版年
2017.5
ページ数, 大きさ
4,328p, 22cm
NDC10版
489.95
NDC8版
489.9
一般件名
さる(猿)
ISBN
978-4-13-060233-4
著者紹介
1977年北海道生まれ。京都大学霊長類研究所助教。農学博士。専門は哺乳類学。
内容紹介
生態学、行動学、認知科学など、多様な分野の気鋭の研究者がニホンザル研究の最前線を論じる。伝統的な日本の霊長類研究の歴史をふまえて、これからのニホンザル研究を展望し、新しい野生動物学の地平を拓く。
内容注記
内容:高崎山(大分県) p2,76,153,226.
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目次
序章 日本の哺乳類学とニホンザル研究の過去から現在
1 ニホンザル研究-黎明期から拡張期へ
2 本書企画のコンセプト-京都大学だけではないサル研究
3 本書の概要と執筆者,ならびに出身研究室紹介
4 日本の哺乳類学との関係
Ⅰ ニホンザル研究の再考
第1章 食性と食物選択
1.1 霊長類の採食生態学
1.2 食物選択の基準
1.3 消化吸収能力
1.4 サルの採食生態学の展望
第2章 毛づくろいの行動学
2.1 毛づくろいの研究法
2.2 毛づくろいの機能
2.3 利他行動としての毛づくろいの進化
2.4 毛づくろいの互恵性に見られる柔軟性
2.5 毛づくろいの互恵性における行動戦術
2.6 社会構造による制約と今後の課題
第3章 亜成獣期の存在に着目した社会行動の発達
3.1 霊長類の生活史
3.2 母娘関係の生涯発達
3.3 他個体との関係の発達的変化
3.4 社会行動の発達
3.5 今後の展望
第4章 行動の伝播,伝承,変容と文化的地域変異
4.1 日本の霊長類学と文化,およびその定義
4.2 行動の伝播,伝承,および変容
4.3 文化的地域変異
4.4 文化霊長類学から文化哺乳類学へ
第5章 オスの生活史ならびに社会構造の共通性と多様性
5.1 オスの一生と社会構造の地域変異
5.2 群れオスの順位と親和的関係
5.3 群れ外オスによるグループ形成と群れ外オスの社会関係
5.4 オスの移籍に関わる要因
5.5 オスの多様な生活史の理解へ向けて
Ⅱ ニホンザル研究の新展開
第6章 中立的・機能的遺伝子の多様性
6.1 中立的な遺伝マーカーから見た多様性
6.2 機能的な遺伝子の多様性
6.3 遺伝子研究の展望
第7章 四足歩行や二足歩行による身体の移動
7.1 生きていくためには,歩き続けなければならない
7.2 四肢のすべてを使った移動方法
7.3 二足歩行
7.4 霊長類学と神経生理学とが出会うところ
第8章 コミュニケーションと認知
8.1 サルの社会行動を支える心理基盤としてのコミュニケーションと認知の研究
8.2 養育行動を支える認知基盤と「かわいいと感ずるこころ」の起源
8.3 「ヘビを恐怖と感ずるこころ」は生得的といえるのか?
8.4 野生ザルの社会行動の研究を通じて期待される展開-脱擬人化と擬人化のはざまで
第9章 群れの維持メカニズム
9.1 群れの特徴とメンバー間の社会関係
9.2 群れのメンバーが凝集するメカニズム
9.3 群れのメンバーの広がり
第10章 寄生虫との関わり
10.1 無視されがちなムシ
10.2 寄生虫とはどのような生き物か
10.3 外部寄生虫
10.4 内部寄生虫
10.5 寄生虫の影響力
第11章 他種との関係
11.1 さまざまな種間関係
11.2 サルとほかの動物の種間関係
11.3 サルと植物の種間関係
11.4 今後の展望と課題
Ⅲ 人間生活とニホンザル
第12章 動物園の現状と課題
12.1 飼育の歴史
12.2 飼育の現状と問題点
12.3 問題点に対する取り組み
12.4 今後の展望
第13章 共存をめぐる現実と未来
13.1 広がる軋轢
13.2 サルの分布拡大と問題発生
13.3 人間社会の空洞化と問題発生
13.4 未来を創造する
第14章 福島第一原発災害による放射能汚染問題
14.1 原発の爆発と放射能汚染
14.2 研究のきっかけ
14.3 被ばく量の推定
14.4 健康影響
14.5 低線量長期被ばく影響の考え方
14.6 放射能による生態系影響は評価できるか
14.7 生態系をモニタリングするための視点
終章 これからのニホンザル研究
15.1 ニホンザル研究の「いま」
15.2 研究対象としてのサルの強み
15.3 なにをすべきか
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