池田 浩士/[ほか]編集委員 -- インパクト出版会 -- 2000.2 -- 910.26

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 公開書庫西 910.26/イン/4 00008545816 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 文学史を読みかえる 4,
書名ヨミ ブンガクシ オ ヨミカエル
各巻書名 戦時下の文学
著者 池田 浩士 /[ほか]編集委員  
著者名ヨミ イケダ,ヒロシ
出版者 インパクト出版会
出版年 2000.2
ページ数, 大きさ 362p, 21cm
NDC10版 910.26
NDC8版 910.26
一般件名 日本文学-歴史-近代
著者紹介 1940年大津市生まれ。ドイツ文学者。京都大学勤務。著書に「権力を笑う表現?」「死刑の<昭和>史」「<海外進出文学>論・序説」など。
内容紹介 今ふり返れば愚かしくも思える戦時下の「記憶」を新たにし、再検証を試みるとともに、戦争という時代の相を「読みかえ」る。文学や文化の言説を武器に、現代日本人の置かれた状況に飛礫を投じる。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
拡大する戦争空間 黒川 創/ほか座談 4-34
海を渡った「作文」 川村 湊/著 35-49
丹羽文雄の前線と銃後 池田 浩士/著 50-72
喪失された<遙かな>南方 竹松 良明/著 77-87
「大東亜共栄圏」の女たち 加納 実紀代/著 88-103
戦争と女性 渡辺 澄子/著 109-120
漫画家(画家)の戦争体験 木村 一信/著 124-136
戦時下のサブカルチャー 中西 昭雄/著 142-157
ラジオフォビアからラジオマニアへ 坪井 秀人/著 163-179
「国民」統合の<声>の中で<書く>こと 黒田 大河/著 180-216
元皇国少年桜本富雄に訊く 桜本 富雄/談 220-245
<卒業写真と教師の位置>の教育思想 橋本 淳治/著 73-76
声の総力戦へ 平井 玄/著 104-108
戦時下の「マンガ」について 桜本 富雄/著 121-123
『現代猟奇先端図鑑』に現れた時代の意識 馬場 伸彦/著 137-141
戦時下の画家とその思想 乾 由紀子/著 158-162
大東亜博物館の地平 犬塚 康博/著 217-219
ピーター・B・ハーイ『帝国の銀幕—十五年戦争と日本映画』 中川 成美/著 246-248
竹山昭子『戦争と放送』・清水晶『戦争と映画』 土屋 忍/著 249-251
坪井秀人『声の祝祭・日本近代詩と戦争』 阿毛 久芳/著 252-253
井上章一『戦時下日本の建築家—アート・キッチュ・ジャパネスク』 布野 修司/著 254-255
安田敏朗『帝国日本の言語編制』 花田 俊典/著 256-257
後藤乾一『近代日本と東南アジア・南進の「衝撃」と「遺産」』 田村 修一/著 258-260
鈴木裕子『フェミニズムと戦争』・加納実紀代『女たちの<銃後>』・若桑みどり『戦争がつくる女性像』 天野 恵一/著 261-264
川村湊を「読む」 嶋田 直哉/著 265-267
錯綜する民族とジェンダー 秋山 洋子/著 268-271
君は<ソヴェート・ロシア>を見たか 米田 綱路/著 272-285
<おんな・こども>のための文化史—斎藤美奈子著『紅一点論』 田村 都/著 286-291
現地体験の誘い—大江志乃夫著『日本植民地探訪』 橋本 正志/著 292-293
「故郷」と「都市」と「人びと」をめぐる卓抜な物語—成田竜一著『「故郷」という物語・都市空間の歴史学』 森本 穫/著 294-296
批評家の性別とフェミニズム批評—中川成美著『語りかける記憶』 水田 宗子/著 297-299
「表現の隠蔽」と「隠蔽の表現」 柴谷 篤弘/著 300-337
戦後「知識人」の北米体験 上野 千鶴子/著 338-359