[井原 西鶴/著] -- ぺりかん社 -- 2004.4 -- 913.52

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資料詳細

タイトル 西鶴が語る江戸のミステリー ,
書名ヨミ サイカク ガ カタル エド ノ ミステリー
副書名 西鶴怪談奇談集
著者 [井原 西鶴 /著], 西鶴研究会 /編  
著者名ヨミ イハラ,サイカク , サイカク ケンキュウカイ
出版者 ぺりかん社
出版年 2004.4
ページ数, 大きさ 251p, 21cm
NDC10版 913.52
NDC8版 913.52
著者紹介 1642〜93年。大阪生まれ。俳諧師、戯作者。作品に「山海集」「西鶴諸国ばなし」「難波土産」など。
内容紹介 怪異、呪い、折檻、監禁…。原文と口語訳、訳注に解説を加えた18篇のミステリーが、西鶴の不思議な世界へ案内します。西鶴の面白さを広く知ってもらうために、もっと新しい視点から自由に読み解いた一冊。
内容注記 内容:殺されたふたりの女商人 狐が化けた女 一生にただ一人の男 首のミステリー 少女と異人殺し 娘たちの悶死 崩壊する家族 奈落の底にさそう昼舟 呪いの絵姿 猿はなぜ自殺したか 瓜ふたつの謀略 快楽殺人の裏側 鑑定やいかに 拉致からの生還 捨てられた子供が大きくなったとき 口は禍の門 死ぬことのできない男の恐怖 逃げても追い来る怨霊西鶴略年譜 藤川雅恵編:p240〜246

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
殺されたふたりの女商人—『西鶴諸国ばなし』巻二の五「夢路の風車」 森 耕一/口語訳 9-18
狐が化けた女—『西鶴諸国ばなし』巻三の四「紫女」 森田 雅也/口語訳 19-28
一生にただ一人の男—『西鶴諸国ばなし』巻四の二「忍び扇の長歌」 有働 裕/口語訳 29-38
首のミステリー—『西鶴諸国ばなし』巻五の六「身を捨てて油壺」 平林 香織/口語訳 39-44
少女と異人殺し—『本朝二十不孝』巻二の二「旅行の暮れの僧にて候」 篠原 進/口語訳 45-60
娘たちの悶死—『本朝二十不孝』巻三の一「娘盛りの散り桜」 立道 千晃/口語訳 61-76
崩壊する家族—『本朝二十不孝』巻四の二「枕に残す筆の先」 大久保 順子/口語訳 77-86
奈落の底にさそう昼舟—『懐硯』巻一の二「照を取る昼舟の中」 宮沢 照恵/口語訳 87-100
呪いの絵姿—『懐硯』巻三の五「誰かは住し荒屋敷」 堤 邦彦/口語訳 101-116
猿はなぜ自殺したか—『懐硯』巻四の四「人真似は猿の行水」 染谷 智幸/口語訳 117-130
瓜ふたつの謀略—『懐硯』巻五の一「面影の似せ男」 杉本 好伸/口語訳 131-144
快楽殺人の裏側—『本朝桜陰比事』巻二の一「十夜の半弓」 藤川 雅恵/口語訳 145-158
鑑定やいかに—『本朝桜陰比事』巻三の八「壺掘りて欲の入れ物」 石塚 修/口語訳 159-166
拉致からの生還—『本朝桜陰比事』巻四の九「大事を聞き出だす琵琶の音」 畑中 千晶/口語訳 167-180
捨てられた子供が大きくなったとき—『新可笑記』巻三の五「取りやりなしに天下徳政」 広嶋 進/口語訳 181-190
口は禍の門—『西鶴織留』巻四の一「家主殿の鼻柱」 加藤 裕一/口語訳 191-207
死ぬことのできない男の恐怖—『万の文反古』巻三の三「代筆は浮世の闇」 中嶋 隆/口語訳 209-222
逃げても追い来る怨霊—『万の文反古』巻五の二「二膳据ゑる旅の面影」 竹野 静雄/口語訳 223-236