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1 件中、 1 件目
漱石先生の手紙が教えてくれたこと
貸出可
小山 慶太/著 -- 岩波書店 -- 2017.8 -- 910.268
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所蔵館
所蔵場所
請求記号
資料番号
資料区分
帯出区分
状態
一般
ヤングアダルト
910.268/ナツ/
00014229686
和書
帯出可
在庫
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資料詳細
タイトル
漱石先生の手紙が教えてくれたこと ,
書名ヨミ
ソウセキ センセイ ノ テガミ ガ オシエテ クレタ コト
叢書名
岩波ジュニア新書
著者
小山 慶太
/著
著者名ヨミ
コヤマ,ケイタ
出版者
岩波書店
出版年
2017.8
ページ数, 大きさ
10,209p, 18cm
NDC10版
910.268
NDC8版
910.268
個人件名
夏目 漱石
ISBN
978-4-00-500858-2
著者紹介
1948年神奈川県生まれ。早稲田大学理工学部卒業。同大学社会科学総合学術院教授。理学博士。専攻は科学史。著書に「ノーベル賞でつかむ現代科学」「光と重力」「エネルギーの科学史」など。
児童内容紹介
夏目漱石(なつめそうせき)は畏(おそ)るべき“手紙魔”だった。22歳から没する49歳までの間に書かれた手紙は、優に2500通を超え、実生活においても創作においても、漱石を語る上で、手紙は重要なキーワードとなる。漱石が若い人たちに送った多くの手紙を通して、新たな文豪の素顔に迫る。
内容紹介
漱石の書き残した若い人への手紙は、小説とは違った感慨を読む者に与え、綴られる励まし、ユーモア、人としての深さは、今を生きる人にとっても温かなエールとなる。示唆に富む手紙から、文豪・漱石の新たな一面に迫る。
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目次
はじめに
序章 吾輩は手紙好き人間である
夏目家に電話が引かれた日/漱石が書いた手紙の数/漱石山脈と木曜会/肝癪もち漱石の包容力/漱石が小学生に送った手紙/『坊っちゃん』-「清」から「坊っちゃん」への手紙/名作の力/手紙は漱石を知るキーワード
1章 孤独と向き合う-顧りみるもの一人も無
俳句を介した漱石と寺田寅彦の縁/気のすすまぬロンドン行き/書物に対する強い飢餓感/作家ギッシングと漱石/「クレイグ先生」/ロンドンから妻に宛てたラブレター/漱石の下宿を訪れた日本人化学者/科学への関心のたかまり/ロンドンに届いた子規の訃報/子規追悼の句/泉下の子規に宛てた“手紙”
コラム1 漱石の理想の美人
2章 人生の決断に迷ったとき-死ぬまで進歩するつもりでやればいい
我儘を貫いた漱石/険しい船出/漱石のシェイクスピア講義/「猫」に同化した漱石/漱石の文名とみに上がる/『坊っちゃん』の登場人物のモデル探し/作家の考えと批評家の見識/志士の激しい精神で文学をやりたい/死ぬまで進歩するつもり/夏目先生の卒業論文講評/やめたきは教師、やりたきは創作/大学をやめ新聞社へ入社/「入社の辞」
コラム2 漱石の声、再生の試み
3章 決めた道で困難に出会ったとき-自分は自分流にするのが義務
『虞美人草』の執筆と漱石の逆鱗/「猫」の死亡通知/『文学評論』の出版/門下生が流した三〇年後の涙/科学の指南役、寺田寅彦/修善寺の大患/漱石の死生観/大塚楠緒子の死/博士号辞退騒動/博士制度の問題点/湯川胃腸病院に入院/雛子の死と『彼岸過迄』/明治から大正へ
コラム3 博士号辞退騒動の後日談
4章 戦うよりも許すこと-それが人間の修養
安部能成の結婚/岡本一平『探訪画趣』/見知らぬ読者へ送った手紙/ある女の告白と『硝子戸の中』/まだひょろひょろしている/“パトロネージ”の精神/京都でまたもや病臥/武者小路実篤に宛てた漱石の手紙/『道草』の連載
コラム4 漱石は愛犬家
終章 吾輩は自己の天分を尽くすのである
いつまでも生きる気でいる/芥川龍之介への手紙/『明暗』の推敲を示す手紙/トルストイ流と漱石流/漱石の漢詩/絶筆
主要参考文献
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