齋藤 孝/著 -- 筑摩書房 -- 2018.3 -- 914.45

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
児童 子ども室 914/サイ/ 00013591045 児童和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル こども「徒然草」 ,
書名ヨミ コドモ ツレズレグサ
著者 齋藤 孝 /著  
著者名ヨミ サイトウ,タカシ
出版者 筑摩書房
出版年 2018.3
ページ数, 大きさ 111p, 21cm
NDC10版 914.45
NDC8版 914.45
一般件名 徒然草
個人件名 吉田 兼好
ISBN 978-4-480-87898-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1960年静岡県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論等。著書に「声に出して読みたい日本語」等。
児童内容紹介 「徒然草」は、今から700年くらい前、鎌倉(かまくら)時代に兼好(けんこう)というお坊(ぼう)さんが書いた随筆(ずいひつ)です。勉強の仕方、友達の作り方など生きる上での大切なことのほか、おもしろいエピソードものっている「徒然草」を、「もとの文」と「今のことばになおした文」で紹介(しょうかい)します。
内容紹介 勉強の仕方、友達の作り方など、生きる上での大切なことが書かれた「徒然草」。子どもにこそ伝えたいエッセンスを抜き出し、もとの文と現代語訳を見開きで掲載。次のページには詳しい解説も収録する。

目次

INTRODUCTION はじめに
第1章 自分の得意なものを持とう
  1 「初心の人、二つの矢を持つ事なかれ。」[第九十二段]
  「明日があるからまだいいや」と思っているとあとでたいへんになるよ
  2 「あやまちはやすき所に成りて、必ず仕る事に候ふ」[第百九段]
  大丈夫と思っても必ず見直そうね
  3 「勝たんと打つべからず。負けじと打つべきなり。」[第百十段]
  負けないようにがんばっている人がいちばん強いんだよ
  4 「うちうちよく習ひ得て、さし出でたらんこそ、いと心にくからめ」[第百五十段]
  下手でも恥ずかしがらずに思いきって人前でやってみよう
  5 「心に懸る事あらば、その馬を馳すべからず。」[第百八十六段]
第2章 わからないことは、人に聞こう
  6 少しのことにも、先達は、あらまほしき事なり[第五十二段]
  素直な気持ちで人に聞くのがいいんだよ
  COLUMN *兼好さんが生きた時代*
  7 偽りても賢を学ばんを、賢といふべし[第八十五段]
  まねすることが学ぶことなんだよ
  COLUMN *『徒然草』を書いたのは、いつごろ?*
第3章 やるときは集中してやろう
  8 必ず果し遂げんと思はん事は、機嫌を言ふべからず[第百五十五段]
  チャンスが来たら迷わずつかもう
  9 万事に換へずしては、一の大事成るべからず[第百八十八段]
  ここぞというとき集中できる人が成功するよ
  COLUMN *『徒然草』にあふれるユーモア*
第4章 いい友だちを見つけよう
  10 疎き人の、うちとけたる事など言ひたる、また、よしと思ひつきぬべし[第三十七段]
  嫌いだと思っていた子が大親友になることだってあるんだよ
  11 よき友、三つあり。一つには、物くるる友。二つには、医師。三つには、智恵ある友[第百十七段]
  どんな人と友だちになりたいか考えてみよう
第5章 どうやって生きると、幸せになれる?
  12 「たとひ耳鼻こそ切れ失すとも、命ばかりはなどか生きざらん。」[第五十三段]
  調子にのってふざけているとたいへんな目に合うよ
  13 「さ候へばこそ、世にあり難き物には侍りけれ」とて、いよいよ秘蔵しけり[第八十八段]
  頑固で人のいうことを聞かないと損をするのは自分だよ
  14 花は盛りに、月は隈なきをのみ、見るものかは[第百三十七段]
  完全じゃなくてもいいんだよ
  15 改めて益なき事は、改めぬをよしとするなり[第百二十七段]
  自分がやっていることをちゃんと振り返って確かめてみようね
  16 「奥山に、猫またといふものありて、人を食ふなる」と人の言ひけるに、[第八十九段]
第6章 どんな人になりたいですか
  17 この僧都、或法師を見て、しろうるりといふ名をつけたりけり。[第六十段]
  ジョークのセンスがある人は一緒にいて、楽しいね
  COLUMN *『徒然草』のテーマとは?*
  18 我を知らずして、外を知るという理あるべからず[第百三十四段]
  人にやさしくて自分に厳しい人になろうね
  19 朝夕なくて叶はざらん物こそあらめ、その外は、何も持たでぞあらまほしき[第百四十段]
  欲ばりにならずにほんとうに必要なものだけを大事にしようね
  20 身をも人をも頼まざれば、是なる時は喜び、非なる時は恨みず[第二百十一段]
  うらんだり、怒ったりするのは人のせいにするからだよ
POSTSCRIPT おわりに