石井 香江/著 -- ミネルヴァ書房 -- 2018.5 -- 694.234

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 694.2/2018/ 00014435549 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 電話交換手はなぜ「女の仕事」になったのか ,
書名ヨミ デンワ コウカンシュ ワ ナゼ オンナ ノ シゴト ニ ナッタ ノカ
副書名 技術とジェンダーの日独比較社会史
著者 石井 香江 /著  
著者名ヨミ イシイ,カエ
出版者 ミネルヴァ書房
出版年 2018.5
ページ数, 大きさ 7,406,15p, 22cm
NDC10版 694.234
NDC8版 694.234
一般件名 電気通信-ドイツ , 電気通信-日本 , 女性労働-歴史
ISBN 978-4-623-08066-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks
著者紹介 1972年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(社会学)。同志社大学グローバル地域文化学部准教授。専攻は社会学(社会史、歴史社会学、ジェンダー研究)。
内容紹介 近代になって、女性の労働力はいかにして市場に投入されたのか。電話交換が技術発展により、男性から女性の仕事へと変わっていく過程を日独比較により分析。男女の仕事の棲み分けを作り上げた社会の一側面を解き明かす。
内容注記 内容:明治日本の電信事業〔福沢諭吉〕 p35~37.

目次

序章 「男の仕事/女の仕事」の現在
  1 グローバル化を支える人々
  2 「電信・電話のジェンダー化」
  3 「電信・電話のジェンダー化」の比較社会史
  4 史資料の概要と特徴
  5 本書の構成
第Ⅰ部 「男の仕事/女の仕事」の誕生
第1章 逓信事業を支えた人々
  1 黎明期の逓信事業
  2 女性の採用をめぐる議論
第2章 技術革新のインパクト
  1 電信・電話がジェンダー化する時
  2 「性別職務分離」の展開
第Ⅱ部 「男の仕事/女の仕事」の定着
第3章 社会集団の形成
  1 浮上する職場の問題
  2 活動内容の実際
  補節 第一次世界大戦と職場のジェンダー秩序
第4章 身体をめぐるポリティクス
  1 職場の性規範
  2 女性職員たちの世界
第Ⅲ部 職業病とジェンダー
第5章 近代ドイツの電話交換手と「年金神経症」
  1 近代ドイツにおける「年金神経症」の誕生
  2 「神経症」をめぐる攻防
  3 労働衛生の光と影
第6章 近代日本の電信技手と「モールス文化」
  1 近代日本における「モールス文化」
  2 「モールス文化」の日常的実践
  3 「モールス文化」の変容
終章 技術とジェンダー
  1 近代日独における「電信・電話のジェンダー化」
  2 「電信・電話のジェンダー化」のダイナミズム
  3 近代日本の「電信・電話のジェンダー化」
  4 技術の「正史」の彼方へ