斉藤 史朗/著 -- 弘文堂 -- 2018.7 -- 361.63

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一般 一般資料室 361.6/2018/ 00014454391 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 昭和日本の家と政治 ,
書名ヨミ ショウワ ニホン ノ イエ ト セイジ
副書名 日本社会学における家理論の形成と展開
著者 斉藤 史朗 /著  
著者名ヨミ サイトウ,シロウ
出版者 弘文堂
出版年 2018.7
ページ数, 大きさ 404p, 22cm
NDC10版 361.63
NDC8版 361.63
一般件名 家族-歴史 , 家族制度-歴史 , 日本-歴史-昭和時代
ISBN 978-4-335-55195-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1960年生まれ。東京大学法学部卒業。博士号(社会学)。データサイエンティスト協会企画委員長。
内容紹介 はたして従来の家理論が「非政治的」であったという通念は、的を射ていたのか。日本の社会学における家研究の特徴を、1920年代からの60年余りにわたり、代表的な学説をたどることによって明らかにする。

目次

第一章 序にかえて
  1 家と政治
  2 社会像と政治観
  3 代表的家理論とその政治的含意
第二章 個人主義による家族国家
  1 社会学の誕生と集団としての家族
  2 比較の中の家族
  3 家と国家
第三章 平等と政治の過剰
  1 戸田家族理論との対決
  2 平等という理想
  3 参加と包摂
第四章 家の没歴史化
  1 喜多野清一の戦前と戦後
  2 家と家父長制
  3 政治なき継続
第五章 親方による支配と庇護
  1 支配と平等
  2 家と政治
  3 支配と抵抗
第六章 家の家庭化と社会の自律
  1 社会と歴史
  2 『商家同族団の研究』の構成
  3 「社会」の自律と国家への抵抗
第七章 結論 家理論における昭和の終わり
  1 社会学における戦前の家理論と政治
  2 戦前の家理論を「非政治的」なものとする理解は、いつ、どのようにして生まれたのか
  3 社会学における家理論が、戦後のものばかりでなく、戦前に展開されたものもまた非政治的であったという学説史的理解が形成されるのに大きな影響を与えた要因としては何が考えられるのか