國 雄行/著 -- 岩田書院 -- 2018.10 -- 611.1

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一般 一般資料室 611.1/2018/ 00014478432 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 近代日本と農政 ,
書名ヨミ キンダイ ニホン ト ノウセイ
副書名 明治前期の勧農政策
著者 國 雄行 /著  
著者名ヨミ クニ,タケユキ
出版者 岩田書院
出版年 2018.10
ページ数, 大きさ 386,7p, 22cm
NDC10版 611.1
NDC8版 611.1
一般件名 農業政策-歴史 , 日本-農業-歴史
ISBN 978-4-86602-052-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1964年東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科博士後期課程退学。首都大学東京大学院人文科学研究科教授。博士(史学)。著書に「博覧会の時代」「博覧会と明治の日本」など。
内容紹介 明治前期の農政において精力的に推進された、一連の農業改良・振興事業である勧農政策を分析。明治政府が課題とした富国の実現に向け、どのような政策が立案され、そして実行されていったのか、その実態を追究する。

目次

序論 近代日本と農政
  一 近代日本と農政
  二 殖産興業政策史からのアプローチ
  三 農業政策史からのアプローチ
  四 本書の構成と課題の設定
第一部 民部・大蔵省期の勧農政策(明治二~六年)
第一章 明治初期民部省の勧農政策(明治二年四月~四年七月)
  第一節 民部官~民部省前期(明治二年四月~三年九月)
  第二節 民部省後期(明治三年九月~四年七月)
第二章 明治初期大蔵省の勧農政策(明治四年七月~六年一二月)
  第一節 勧農の基本方針と勧農資金(勧業資本金)の捻出
  第二節 試験場の設置と駒場野開墾計画
  第三節 植物試験事業と国内外農業の調査
  第四節 勧農寮廃止後の勧農政策
  第五節 勧農構想の再浮上
第二部 内務省勧業寮期の勧農政策(明治七~九年)
第一章 勧業寮期の政治・経済的側面からみた勧農(勧業)政策の動向
  第一節 内務省勧業寮の誕生
  第二節 内務省勧業寮の予算とその実態
  第三節 内務省勧業寮と大蔵省の会社政策
  第四節 政府機構改革案と勧商局設置
  第五節 内務・工部省合併の挫折
第二章 勧業寮期の西洋農業制度の導入構想と国内外農業の調査
  第一節 西洋農業制度の導入構想
  第二節 勧業寮期の国内外農業の調査
第三章 勧業寮期の勧農事業
  第一節 植物試験事業
  第二節 農具導入・改良事業
  第三節 農書編纂事業
第三部 内務省勧農局期の勧農政策(明治一〇~一四年)
第一章 勧農局期の政治・経済的側面からみた勧農(勧業)政策の動向
  第一節 明治一〇年代初頭の勧業構想
  第二節 農商関連の新省模索
  第三節 農商務省の設立
  第四節 数値からみる内務省勧農局
第二章 勧農局期の西洋農業制度の実施と国内外農業の調査
  第一節 西洋農業制度の実施
  第二節 内務省勧農局期の国内外農業の調査
第三章 勧農局期の勧農事業
  第一節 植物試験事業
  第二節 農具導入・改良事業
  第三節 農書編纂事業
結論
  一 民部・大蔵・内務省期における勧農政策の変遷
  二 先行研究の修正と今後の課題
  三 結語-近代日本と農政-