三木 那由他/著 -- 勁草書房 -- 2019.12 -- 801.01

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一般 一般資料室 801/2019/ 00013999610 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 話し手の意味の心理性と公共性 ,
書名ヨミ ハナシテ ノ イミ ノ シンリセイ ト コウキョウセイ
副書名 コミュニケーションの哲学へ
著者 三木 那由他 /著  
著者名ヨミ ミキ,ナユタ
出版者 勁草書房
出版年 2019.12
ページ数, 大きさ 11,269,16p, 22cm
NDC10版 801.01
NDC8版 801.01
一般件名 言語哲学 , コミュニケーション
ISBN 978-4-326-10278-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks
著者紹介 1985年神奈川県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程指導認定退学。博士(文学)。大阪大学文学研究科助教。
内容紹介 誰かが何かを意味するとはどういうことか? グライス以来、話し手の意図を通して理解されてきた「話し手の意味」を、聞き手との共同体において生じる公共的な現象として捉え直し、コミュニケーションの新たな捉え方を提示。

目次

序章 話し手の意味の心理性と公共性
  1 私たちはコミュニケーションをする
  2 話し手の意味の心理性
  3 話し手の意味の公共性
  4 心理的であり公共的である話し手の意味
Ⅰ 意図基盤意味論
第一章 意図基盤意味論という枠組み
  はじめに
  1 グライスの哲学的方法論
  2 「意味」論文における分析
  3 意図基盤意味論とは何なのか
  4 意図基盤意味論の利点
  本章のまとめ
第二章 意図基盤意味論と意図の無限後退
  はじめに
  1 意図の無限後退
  2 「意味」論文以後の意図基盤意味論
  補論 心的態度そのものとその記述とを峻別する柏端の見解
  本章のまとめ
Ⅱ 意味と意図を切り離す
第三章 意図の無限後退はなぜ起きるのか?
  はじめに
  1 話し手の意味の分析における前提
  2 無限後退の原因
  本章のまとめ
第四章 意味と意図の関係
  はじめに
  1 意図基盤意味論と話し手の意味に関する直観
  2 意味と意図の乖離
  本章のまとめ
Ⅲ 公共性を基礎に据える
第五章 共同性基盤意味論
  はじめに
  1 テイラーによる意図基盤意味論批判
  2 集合的信念としての「我らのこと」
  3 共同性基盤意味論
  4 共同性基盤意味論と語用論
  本章のまとめ
第六章 話し手の意味の心理性を説明する
  はじめに
  1 意図基盤意味論からの説明
  2 話し手の意味の心理性とはいかなる現象なのか?
  3 共同性基盤意味論からの説明
  本章のまとめ
結論 共同性に根差したコミュニケーション