所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館	所蔵場所	請求記号	資料番号	資料区分	帯出区分	状態
一般	一般資料室	930.2/ｵﾀﾞ/	00013883723	和書	帯出可	在庫

ページの先頭へ

資料詳細

タイトル	環境から生まれ出る言葉 ,
書名ヨミ	カンキョウ カラ ウマレデル コトバ
副書名	日米環境表象文学の風景探訪
叢書名	エコクリティシズム・コレクション
著者	小谷 一明 ／著
著者名ヨミ	オダニ,カズアキ
出版者	水声社
出版年	2020.1
ページ数, 大きさ	316p, 20cm
NDC１０版	930.29
NDC８版	930.29
一般件名	アメリカ文学 , 日本文学-歴史-近代
ISBN	978-4-8010-0462-7
著者紹介	1965年新潟県生まれ。立教大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。新潟県立大学国際地域学部教授。ASLE‐Japan/文学・環境学会副代表。共著に「東アジアの多文化共生」など。
内容紹介	主に20世紀以降の日米の環境表象に焦点を当て、マイク・デイヴィスや林京子らの作品を読み解き、環境への意識がどのように生じ、いかにその場の力に触発された言葉が生まれるのかをさぐりつつ、意識の変容をたどる。

ページの先頭へ

目次

第Ⅰ章 米国西部の環境表象

  一 自動車が運ぶアメリカ-アプトン・シンクレア『石油!』の西部幻想

  二 南西部の赤い土-ダンバー=オーティーズの回想録を読む

  三 都市とパストラル-パストラル概念の再考と<環境の感覚>

  四 儀式による「米国西部」の再イメージ化

第Ⅱ章 林京子における大地のリアリズム

  一 ヒバクシャと越境する場所の感覚

  二 林京子論-即物的に語り続けた理由

  三 林京子インタビュー 文学と核の接触領域

第Ⅲ章 故郷と離郷のはざまを読む

  一 向かい風と返し風-在日歌人李正子の「風」を読む

  二 聞き取れない歌-広津和郎の「さまよへる琉球人」

  三 原発のある風景-水上勉『故郷』における里山の変容

第Ⅳ章 越境する場所の感覚

  一 日野啓三の戦後風景論

  二 エコ・コスモポリタニズムとは何か-ハイザの『場所の感覚と惑星の感覚』を読む

  三 脱自然的自然を生きること-阿賀と水俣、アマゾンの環境的交差

ページの先頭へ