岡村 圭子/著 -- 新泉社 -- 2020.1 -- 365.35

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 365.3/2020/ 00013887864 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 団地へのまなざし ,
書名ヨミ ダンチ エノ マナザシ
副書名 ローカル・ネットワークの構築に向けて
著者 岡村 圭子 /著  
著者名ヨミ オカムラ,ケイコ
出版者 新泉社
出版年 2020.1
ページ数, 大きさ 291p, 20cm
NDC10版 365.35
NDC8版 365.35
一般件名 住宅団地
ISBN 978-4-7877-1926-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1974年東京生まれ。中央大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(社会情報学)。獨協大学国際教養学部教授。著書に「グローバル社会の異文化論」「ローカル・メディアと都市文化」他。
内容紹介 戦後、高度経済成長の歩みと共にあり、時代の象徴的存在のひとつであった「団地」。画一的で閉鎖的な空間として語られることの多い団地で展開されている社会的ネットワークに着目し、居住の実態と団地の社会的位置づけを考察。

目次

序章 団地への視角
  1 高度経済成長の文化遺産としての「団地」
  2 日常の記憶を記録する
  3 草加松原団地の概要
  4 団地の研究史
  5 本書の構成
第1章 団地へのまなざし
  1 文化論からみる「団地」
  2 記号としての団地
  3 団地へのまなざしと近代の欲望
  4 二つの閉鎖性とイメージの変容
  5 おしゃれな団地ライフ
第2章 ローカルな記憶の記録
  1 日常を記録するということ
  2 さようなら、松原団地駅
  3 水害についての私的記録
第3章 団地のローカル・ネットワーク
  1 災害時におけるローカルな情報と情報格差
  2 ローカルな領域としての団地
  3 東日本大震災後の情報伝達と相互扶助
  4 団地のローカル・ネットワークと情報弱者
  5 「私たちの場所」の情報
第4章 松原団地の相互扶助的な関係
  1 一三号棟の交流会
  2 松原団地見守りネットワーク
  3 野ばら会
  4 第三の場所と共助社会を可能にするもの
終章 団地をめぐる現代の問題
  1 団地と孤独死
  2 国際化のなかの団地
  3 地域の結節点としての団地
  4 人間関係という資本
  5 団地研究から見えてくること