北尾 隆心/著 -- 東方出版 -- 2020.10 -- 183.7

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一般 一般資料室 183.7/2020/ 00013964564 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 菩提心論の解明 ,
書名ヨミ ボダイシンロン ノ カイメイ
著者 北尾 隆心 /著  
著者名ヨミ キタオ,リュウシン
出版者 東方出版
出版年 2020.10
ページ数, 大きさ 279p, 22cm
NDC10版 183.7
NDC8版 183.7
一般件名 菩提心論
ISBN 978-4-86249-398-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks
著者紹介 1957年京都生まれ。大正大学大学院博士課程真言学専攻修了。種智院大学教授、同大学密教資料研究所所長。日本印度學佛教學会理事・評議員。日本密教学会常任理事。真言宗智山派最勝寺住職。
内容紹介 即身成仏思想、十住心の根拠、秘密荘厳心…。弘法大師空海の思想基盤となった「菩提心論」を、本文、解説、現代語訳、論考で詳述。「「日輪観」について」「「円明」について」など、関連論文全6篇も収録。

目次

解説編
第一章 題名
  第一節 本題
  第二節 副題
  第三節 作者
  第四節 訳者
第二章 序論
  第一節 密教を学ぶ者の条件
  第二節 発心の意義
  第三節 もう一つの発心
  第四節 発心の必要性
  第五節 三種菩提心
第三章 行願段
  第一節 行願とは
  第二節 利益とは
  第三節 安楽とは
第四章 勝義段
  第一節 勝義とは
  第二節 凡夫の生き方
  第三節 外道の教え
  第四節 二乗の教え
  第五節 大乗の教え
  第六節 旨陳の解説
  第七節 勝義と行願の重要性
  第八節 経典による経証
第五章 三摩地段
  第一節 普賢大菩提心
  第二節 日月輪観
  第三節 月輪について
  第四節 三十七尊について(一)-五仏と四波羅蜜菩薩-
  第五節 三十七尊について(二)-十六大菩薩-
  第六節 もう一つの十六の意義
  第七節 月の十六分
  第八節 阿字の発動
  第九節 阿字の五転と四仏知見-『大日経義釈』からの引用-
第六章 結論
  第一節 三摩地の必要性(一)-問答決疑-
  第二節 三摩地の必要性(二)-その経証-
  第三節 菩提心の功徳
付録 『菩提心論』テキスト
論文編
一、『菩提心論』の成立について-特に試奏背景について-
  一、引用経論
  二、『菩提心論』と『観無量寿経』
  三、『菩提心論』の系統(一)-『金剛頂経』系について-
  四、『菩提心論』の系統(二)-『菩提心論』と『破地獄儀軌』-
二、「日輪観」について
  一、「日輪」について
  二、「日輪観」について
  三、日本における「日輪観」
三、「菩提心論灌頂印信」について(一)
  一、菩提心論灌頂印信
  二、阿字観
  三、『菩提心論』
  四、金剛縛
四、「菩提心論灌頂印信」について(二)
  一、金剛縛=外縛
  二、金剛縛=内縛
  三、外縛と内縛
五、「円明」について
  一、頼瑜の「円明」解釈
  二、『大日経』、『大日経疏』にみる「円明」
  三、「円明」の性格
六、『大乗密厳経』について-『密厳経』と『大日経疏』-
  一、『大日経疏』と『密厳経』
  二、「三品悉地」
  三、「三品悉地」と『密厳経』