桐生 眞輔/著 -- 雄山閣 -- 2021.2 -- 222.03

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 222/2021/ 00014611743 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 古代の文身と神々の世界 ,
書名ヨミ コダイ ノ ブンシン ト カミガミ ノ セカイ
副書名 横断性図像学からのアプローチ
著者 桐生 眞輔 /著  
著者名ヨミ キリュウ,シンスケ
出版者 雄山閣
出版年 2021.2
ページ数, 大きさ 9,258p, 27cm
NDC10版 222.03
一般件名 遺跡・遺物-中国 , いれずみ-歴史 , 漢字-歴史 , 青銅器
ISBN 978-4-639-02750-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1978年京都府生まれ。東京芸術大学大学院博士課程美術研究科美術専攻先端芸術表現領域修了。博士(美術)。京都芸術大学文明哲学研究所特別研究員。著書に「文身」など。
内容紹介 白川静の「文字学」と林巳奈夫の「紋様学」をもとに古代世界の復原を試みた論考。横断性図像学の方法から古代中国の「神徽文身」文化を解明。「魏志倭人伝」にみる東夷の文身と殷王朝の神々との深い繫がりを浮かび上がらせる。

目次

第1章 東夷・龍と文身
  1-1 身への文
  1-2 「黥の文身」と「点の文身」二つの文身起源説
  1-3 東夷・龍の文身
第2章 殷王朝の文身と龍のトーテミズム
  2-1 横断性図像学からみる古代世界
  2-2 夏王朝と禹
  2-3 「虫」概念の成立で明らかになる古代の世界観
第3章 文字学と文身説
  3-1 「文」の文身説
  3-2 「文」の字説について
  3-3 「心」の字説について
第4章 饕餮文と「心」の文身
  4-1 神を標す記号
  4-2 「饕餮文」と「心」字形の構造
  4-3 「心」字に潜む龍のトーテミズム
  4-4 文を釋く
第5章 文身された聖のかたち
  5-1 饕餮文の文身
  5-2 解き明かされた東夷文身の起源
  5-3 デザインされた神々の身体
第6章 もう一つの文身「辛」
  6-1 聖穢逆転、「辛」という聖符
  6-2 龍を意味する「辛」
  6-3 饕餮文に表現される「辛」の図像
  6-4 「辛」字形と古代の神々
  6-5 横断性図像学が明らかにした饕餮文の構造
  6-6 聖なる「辛」の身体