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1 件中、 1 件目
マオとミカド
貸出可
城山 英巳/著 -- 白水社 -- 2021.6 -- 319.1022
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所蔵
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所蔵館
所蔵場所
請求記号
資料番号
資料区分
帯出区分
状態
一般
一般資料室
319.1/2021/
00014543482
和書
帯出可
在庫
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資料詳細
タイトル
マオとミカド ,
書名ヨミ
マオ ト ミカド
副書名
日中関係史の中の「天皇」
著者
城山 英巳
/著
著者名ヨミ
シロヤマ,ヒデミ
出版者
白水社
出版年
2021.6
ページ数, 大きさ
537,62p, 19cm
NDC10版
319.1022
一般件名
日本-対外関係-中国-歴史
ISBN
978-4-560-09798-4
著者紹介
1969年生まれ。早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程修了。北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授。ボーン・上田記念国際記者賞受賞。
内容紹介
日中関係史の中で、中国側指導者は日本をどう戦略的に利用したのか。1945年の日本敗戦、49年の共産党による新中国成立を挟み、毛沢東、鄧小平、蔣介石、天皇、日本の中国通外交官らによる相手への認識や行動を解明する。
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目次
序章 日中関係史の中で「天皇」が持つ意味
第一章 国交正常化と「中国通」外交官の役割
一 昭和天皇の戦後中国認識
二 「天皇訪中」めぐる日中攻防
三 橋本恕という中国通外交官
四 正常化前の第三国秘密交渉
五 日中関係「トライアングル」論
第二章 政治交渉史としての天皇訪中
一 昭和後・天安門事件後の中国認識
二 「政治主導」の限界
三 中国はなぜ天皇訪中にこだわったのか
第三章 毛沢東の天皇観はどうつくられたか
一 岩井英一と中国共産党
二 毛沢東の対米接近
三 延安の野坂参三
四 天皇観、野坂から毛沢東へ
第四章 延安からモスクワ、東京
一 野坂のソ連極秘会談
二 徳田・志賀と天皇観対立
三 野坂の戦後計画と象徴天皇制
第五章 蔣介石の戦犯リスト
一 「戦犯リスト」の全容
二 戦犯リストはいかに作成されたか
三 「戦犯」としての天皇
四 蔣介石にとっての戦争和解
第六章 「戦犯」乗り越えた異質支那通
一 陸軍の内部告発者・田中隆吉
二 辻政信潜行と繆斌工作
三 日本敗戦と南京の岡村
四 蔣介石救った元日本軍人
第七章 「戦犯」から「元首」へ天皇観変容
一 蒸し返された「天皇戦犯論」
二 廖承志主導下の対日工作
三 鳩山一郎政権取り込み
四 「天皇陛下によろしく」
五 外交文書に記録された日本工作
第八章 元軍人訪中団と毛沢東外交の戦略性
一 元軍人の戦後中国認識
二 同時進行の寛大戦犯処理
三 天皇制の尊重
四 元軍人影響力に着目
五 贖罪意識と優越意識の交差
終章 「外交主体」としての象徴天皇
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