井内 敏夫/著 -- 刀水書房 -- 2022.2 -- 234.9

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 234.9/2022/ 00014634802 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル ポーランド中近世史研究論集 ,
書名ヨミ ポーランド チュウキンセイシ ケンキュウ ロンシュウ
著者 井内 敏夫 /著  
著者名ヨミ イノウチ,トシオ
出版者 刀水書房
出版年 2022.2
ページ数, 大きさ 25,935p, 22cm
NDC10版 234.9
一般件名 ポーランド-歴史
ISBN 978-4-88708-463-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1947年徳島県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程史学(西洋史)専攻退学。同大学名誉教授。著書に「ヨーロッパ史のなかのエリート」など。
内容紹介 君主政を前提とするポーランド共和主義の歴史的意味を半世紀にわたり問い続けた全論考を集成。社会の自律性をキーワードに、ポーランドの「選挙王政」「王国の王冠」「共和政」の概念と実態を解明する。

目次

第一部 総論
  第一章 ジェチポスポリタ、あるいはポーランドにおける共和主義の伝統について
  第二章 前近代と近代のレスプブリカ-ポーランドからヨーロッパの国制観念をかいまみる
  第三章 ポーランド史における三つの自由
  第四章 ポーランド「防壁」論の歴史的考察
第二部 中世史
  第五章 初期中世ポーランドの国家・社会構造-公の権利体制の研究
  第六章 初期中世ポーランドの貢祖「ナジャズ」について
  第七章 初期中世ポーランドの運搬と交通奉仕義務-プシェヴドを中心に
  第八章 初期中世ポーランドにおける騎士の権利と大土地所有-ルーシへのまなざしをもって
  第九章 一三世紀ポーランドの都市改革と「ドイツ法」-一二五三年のポズナンの「建設」特許状を中心として
  第一〇章 一二五三年のポズナン市のロカーツィア-その事業過程と空間的構造を中心にして
  第一一章 シトー会修道院『ヘンリクフの書』にみる一三世紀ポーランド社会の変容-土地領主制・「公の農民」・ドイツ植民
  第一二章 盛期中世における植民法としてのドイツ法とその起源-ベネディクト・ジェンターラの論文紹介中心として
  第一三章 一四-一五世紀前半のポーランドにおける王と国家と社会-共和主義の起源に関する一考察
第三部 近世・近代史
  第一五章 ヤギェウォ家時代のポーランドにおける国王選挙とシュラフタ
  第一六章 スタニスワフ・コナルスキの著書にみるリベルム・ヴェト
  第一七章 ポーランドのリベルム・ヴェト考-その法的根拠について
  第一八章 ポーランド四年議会と社会の近代化-一七九一年都市法を中心にして
  第一九章 ポーランド四年議会(一七八八-九二)におけるユダヤ人問題と都市
  第二〇章 マテウシュ・ブトゥリモーヴィチ『ポーランドのユダヤ人を国にとって有益な公民にする方法』一七八九年A Means whereby to Transform the Polish Jews into Useful Citizens of the Country,by M.Butrymowicz.
  第二一章 タデウシュ・コシチューシュコとアメリカ独立革命
  第二二章 一八四六年のポーランド-クラクフ蜂起とガリツィア農民運動
  終章 シュラフタ共和政とポーランドのお国柄