宮川 幸奈/著 -- 春風社 -- 2022.2 -- 371.1

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 371.1/2022/ 00011794070 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 自律を目指す教育とは何か ,
書名ヨミ ジリツ オ メザス キョウイク トワ ナニカ
副書名 自然主義的な教育哲学の試み
著者 宮川 幸奈 /著  
著者名ヨミ ミヤガワ,ユキナ
出版者 春風社
出版年 2022.2
ページ数, 大きさ 268,18p, 20cm
NDC10版 371.1
一般件名 教育哲学
ISBN 978-4-86110-767-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
内容紹介 教育目的として掲げられてきた自律概念をめぐる議論を概観。人間諸科学の知見や、それを踏まえた哲学研究を積極的に参照し、教育学的な自律概念や自律を目指す教育の内実を検討する。

目次

序章 自律を目指す教育の新たな理解へ
  第1節 問題の所在
  第2節 教育哲学における自律をめぐる諸議論
  第3節 研究の目的と方法
  第4節 各章の概要
第1章 自分自身で行為を決めることと他人に依存すること
  第1節 自律と他律のパラドックスという問題
  第2節 自律と他律の分かちがたさ
  第3節 自律と他律をめぐる跳躍のありか
第2章 理性的であることと感性的であること
  第1節 教育学的自律概念の重層性
  第2節 二重過程理論からみる自律
  第3節 理性と情動の分かちがたさ
第3章 自律を目指す教育を理解するとはいかなることか
  第1節 理性と感性・感情・情動の区別の意味
  第2節 自律と他律の区別を身に付けるという跳躍の解明へ
  第3節 自律を目指す教育の諸側面
第4章 意図と理由の空間への参入
  第1節 意図と理由の公共性
  第2節 意図と理由を述べることの意味
  第3節 意図と理由の空間への参入過程(1)-乳幼児による意図の理解
  第4節 意図と理由の空間への参入過程(2)-子どもに意図や理由を問うことによって
第5章 叱責が可能にするもの
  第1節 叱責の三分類とそれらの翻訳関係
  第2節 叱責による自由の付与
  第3節 人間の固有性
  第4節 叱責の翻訳能力はどのように獲得されるのか
  第5節 叱責を駆動する態度
終章 自然主義的な教育哲学研究の成果と展望