• NEW

和田 崇/著 -- 論創社 -- 2023.8 -- 910.268

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 新着図書コーナー 910.268/トク/ 00014916571 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 徳永直の創作と理論 ,
書名ヨミ トクナガ スナオ ノ ソウサク ト リロン
副書名 プロレタリア文学における労働者作家の大衆性
著者 和田 崇 /著  
著者名ヨミ ワダ,タカシ
出版者 論創社
出版年 2023.8
ページ数, 大きさ 435p, 20cm
NDC10版 910.268
個人件名 徳永 直
ISBN 978-4-8460-2301-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 大分県生まれ。立命館大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。三重大学教育学部准教授。専攻は日本近現代文学・文化。主にプロレタリア文化運動を研究。
内容紹介 労働者出身のプロレタリア作家・徳永直は知識人たちとどのように対峙し、社会主義と戦争の時代の中で作品を書き続けたのか。大衆性(ポピュリズム)が持つ可変的性質(革新-日和見-保守)の観点から徳永の文学活動を論じる。

目次

序章 徳永直文学の再検討
第一部 『太陽のない街』の大衆性と海外伝播
  第一章 『太陽のない街』の背景
  第二章 『太陽のない街』の創作方法
  第三章 越境する『太陽のない街』
  第四章 ドイツにおける『太陽のない街』
第二部 芸術大衆化とリアリズム
  第一章 プロレタリア大衆文学論の意義
  第二章 純粋小説論と実録文学論の共時性
  第三章 「創作方法上の新転換」とその周辺
  第四章 <島原女>の身体と捨象
第三部 徳永直の戦中・戦後
  第一章 「八年制」と教育疎外
  第二章 「労働の価値」と国策
  第三章 完全転向と大衆化論の残滓
  第四章 戦後の出発
結章 徳永直の大衆性が示すもの